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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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泣いてたまるか

 タイトルは俺の気分ではなくテレビ番組のタイトル。
 父子家庭同士で、アパートの同じ部屋に手違いで二重契約。部屋の取り合いでケンカする親同士よりも先に、境遇の似ている子ども(女の子と男の子)同士は、少しずつうち解け合って、という流れのお話。
 女の子が男勝りでプロレスファン。がさつで勉強だめだめ。男の子は大人しくて自己主張が弱いが、勉強はよくできて、読んでる本が株の本だったりする(笑)
 家のテレビでプロレスが観られず、図々しくも男の子が留守番する部屋に上がり込んで、プロレス観戦に夢中の女の子の手が、読書中の男の子の頭に飛んできたシーン。長い説明w

 セリフ入れないとそれこそ何が何だがかわらんので入れてみた。しぐさがかわいいんだこれが。

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裸ランドセル


 裸ランドセルってか、檻の方が重要かなw
 念のためおことわりしておきますがコラですよ(笑)
 ふと思いついて塗りだしたらついつい凝ってしまって……。でもあまりやってるとビョーキが重くなると思うので、ま、いじったな、という痕跡は残る程度で。

 おことわりはしたけど、実際にやれるもんならやってみたい願望は否定できないな(こら

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カミタマンの場面から

 コミック手法に戻り。
 やたらこけたり、「痛っ!」とかいうセリフの多い、主人公。ついでにパンちらも多い。狙ってるとしか思えないんだよね。

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違ったアプローチ
 コミック的線画でない描き方も、練習と思い。

 実を言うと二枚とも、同じ写真を見て描いた。わずかな線の違いで表情や顔自体、変わって見える。本当に意図した、というか、元の写真の子が持ってるような表情ややわらかな頬の膨らみ、幼さを出すためには、少なくとも俺の腕では、もっと大きな紙面がいる。スキャン限界のA4に顔のアップでも、きついかも。まず、目をしっかり描かないと……。
 コミック手法でなく鉛筆デッサンであっても、やっぱり拾う線を選ばないと、いい表情なんて再現できないらしい。

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スーパーヒーロー養成ギプス(笑)


 このイラストの元が実写のテレビ番組のワンシーンだなんて、普通誰も思わないよね(笑)
 勝手にカミタマン第4話より、スーパーヒーロー養成ギプスで鍛えられる(笑)伸介くん。

 絵では丁寧に描く根気がなかったのでわかりにくいが、この謎の装置はぶら下がり健康器と自転車(トレーニング用)を組み合わせたようなもので、バーベルや鎖はちゃんと元々の映像にもある。絵には描いてないけど、手首にはは皮の手枷が巻いてあって、バネがそこから肩に伸びて固定されている。鎖で無理矢理バーベルの上げ下げと自転車こぎをさせられるというわけ。
 よく思いつくよな。

 実写の少年を模写しても、だいたいかわいいと思ってる子ほど、うまいこといかないもので、頭からそれはしていない。髪型と輪郭のみは、わりと元の映像に忠実。体型はもっと華奢なイメージなんだけど、映像でもトレーナーはもこもこなので、まあそのまま。ついでに胸の「M」の文字もそのままw

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精神的リハビリ絵
 ここんとこの不調、ちょっと回復のきざしあり。
 激しいエロ絵ばっかり描いてると、なんか精神的にやばい気がして(笑)、こんなの描きました。


 と言っても、実はとある画像で、ランニングから見える男の子の二の腕がエロい(笑)と感じたことがきっかけの絵なんでございますが。
 僕の描く子としては華奢な体格の部類ですね。公園の池で、ちょっと一枚写真撮ってあげようか、ってシチュエーションかな。とか言い出すとあやしくて全然健全じゃないですけれども(笑)
 初夏でも梅雨の合間の夏日でも合うと思うので、季節的にはタイムリーですね。

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子ども部屋7
 俺が横に座ると、伸介は惜しげもなくやっていたゲームのディスクをイジェクトして、別の対戦格闘ゲームを選んで、ディスクをセットし俺の横に座った。俺が彼の横に腰掛けた時よりもぐっと体を寄せて座る。こんな子を素直に愛してやれないとは俺も全くろくでなしだ。
 伸介は勝手にキャラを選んで俺に担当させるらしい。
 「何で俺が女でお前のがそんないかつい兄ちゃんなんや?」
 「知らんの? これ女とちゃうねんで」
 ……。何でも、女装してる少年だか若い男らしい。俺は買ったゲームの内容全てを熟知してるわけではない。遊びに来る子に乞われて中古で入手したはいいが、その子が来るときしか遊ばないゲーム、なんてのも多いし、いちいち予備知識を仕入れる気もなく、子どもに内容を教わりながらプレイするのを楽しんだりもする。……それにしてもマニアックな設定だ。何を考えてるんだろうな、ソフトメーカーは。
 「おっちゃん変態やからぴったりやろ」
 「くそがき!」
 俺はコントローラーを離していたずらっぽい目で見上げていた真横の伸介の首を締め上げた。もちろんふざけたノリで、である。脇の下をくすぐったりもする。
 「痛たたた! 卑怯やで、これで勝負せな」
 クッションと俺の体に挟まれて、下半身裸の伸介は、コントローラーを振りながらもがいていた。いかん、興奮してきた……
 しかし、これほど人懐っこい、甘え上手とも言える子が、今まで何度かうちに来ていながら、俺の目に止まらず、彼自身目立たず控えていたことは奇妙だ。

 とりあえず伸介の言い分に従ってゲームで勝負することにしたが、予備知識のない俺に勝ち目はなかった。キャラを入れ替えて、彼は俺にいろいろコツを教えようとしている。そういう時のやりとりからは、意外に彼が理の立つタイプであることがわかる。何度もこちらの予想を裏切る少年だ。ただ、理が立ち頭が切れるからと言って、ただちに勉強ができるタイプともまた、限らないのだが。
 「ちょっと待ってて、何か淹れるわ」
 立ち上がった俺を見上げる目。さっきからどうも気になっていたのだが、彼は目が悪いのだろうか。どうも視線が自然でない。
 「どないしたん?」
 「あ、いや、何飲む?」
 「何があるのん?」
 そうか……。両眼の、黒目の位置が微妙に違って、目の開き具合も少し違う。軽い斜視なのだろう。斜視の場合視力もあまりよくないことが多い。彼の視線に他の子にない不思議な魅力があるのは、この斜視のせいかもしれない。今あらためて見れば顔のつくりは端正で色白、なのに、美少年とか言う言葉と縁遠い印象は、斜視や歯並びの悪さから来るのだろう。
 「紅茶、コーヒー、ココア、かな。すぐ飲めるのは」
 「冷たいもんないの?」
 「せっかく淹れる言うてんにゃからつきあえや。同じもんにしよか。紅茶は?」
 「……ええよ」
 同じもんにしよか、で殺し文句だ。俺は薄いブルーの錠剤を、伸介から見えないように、シンクの横で紙の上に押し出して、スプーンの腹で押しつぶす。水に溶けやすいとは言い難い錠剤だ。冷たい透明な飲み物は濁ってしまう。
 「砂糖とミルクは?」
 「おっちゃんは?」
 待つ間にゲームはカーチェイスものに変わったようだ。声が少し上の空になっている。俺も手元で錠剤が飛ばないように必死なのだが。
 「俺は両方入れてミルクティー」
 「ほならおんなじでええ」
 紙をつぼめ、さらさらと粉末を紅茶に流し込んだ。

 「うまー!」
 歯をむき出して笑う伸介。俺は思わず吹き出した。
 「酒やないんやからもうちょっと静かに味わえ」
 きょとんとした目で伸介は俺を見ている。心臓が高鳴る、いろいろな意味で……。
 「続き続き」
 伸介の叩くクッションの指定席に、俺も再び体を寄せた。

 カーチェイスものなどやると、誰でも無用に体が動くが、子どものそれは愛らしい。二人で共同するモードを選んで、俺はアイテム係、スイングする伸介の体を受け止め、時折、空いた手を肩や背中に回した。男の子の体温、筋肉の動き、ささいなことで揺れ動き表出される感情のゆらめき。
 次第に無口になる伸介。もう焦らなくてもいいのに、俺の手は彼の足の付け根をあやしげに這ったりする。幼い体のスイング。コントローラーが、小さな手から落ちて、伸介は俺に脱力した体をあずけていた。かわいそうな伸介、もうありきたりな日常は戻らない。

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子ども部屋6
 俺は一人暮らしにしては、贅沢な部屋に住んでいる。車を持ち、駐車場を使う代わりに、少しだけ交通の便は悪いが、広くて安い部屋を選んだ。ただ、入った時点でリフォームして間が無く、内装や作りは新しい。部屋は三つで、一間は十畳近い広さのリビングとキッチンが一緒になっている。もう一間が六畳弱の寝室。それに並んで、寝室と同じくらいの小さな部屋が一つある。物置のようにしてしまっていて、あまり人に見せるべきでないものも押し込んであって、遊びに来る子も入れない部屋だ。まあ普通は、客間か、二人暮らしならもう一人の部屋、あるいは子ども部屋か。……そう、今日からここは、伸介の「子ども部屋」だ。

 伸介は部屋の中ほど、埃じみた絨毯の上で、静かな寝息を立てていた。体を横に向けて、後ろ手には革手錠。シャツは脱がせなかった。だぼだぼのTシャツは乱れて、へそまでまくれあがっている。先ほど下半身をほんの少し味あわせてもらったとき、シャツを取り去るのは目が覚めてからの方が面白いだろうと考えたのだ。小さな皮かぶりの性器は、少しだけふくらんでいる。俺が彼が目覚めぬようごく控えめに、いじらせてもらったからだ。柔らかな腹部が、呼吸に合わせ上下していた。幼く無力な、小動物のようだった。
 むき出しの下半身の、足首にも皮の足枷。この手足の拘束具は、SM用のもので、大人のおもちゃという呼び名はいかにも皮肉だ。いや、これは伸介のおもちゃではなく、俺のだから、合っているのかな。
 ともかく首に巻いたのはSMグッズではなく、犬用の首輪だ。中型犬用かな? よく覚えていない。長期間外さないつもりだったので、犬用のものの方が角張らず柔らかいような気がしたのでそうした。
 首輪からこれも犬用の鉄の鎖が伸びていて、壁際の、今時流行らないぶら下がり健康器の下部パイプに巻き付けてある。後ろ手に拘束されていれば、これだけで逃げることは不可能だ。暴れたり騒いだりすれば誰かが気づくだろうということを度外視すればの話だが。

 寝息を立てる伸介の横に座り、柔らかな髪を指先で撫でたりしてみる。熟睡しているはずはない。刺激を与えればすぐにでも目覚めるだろう。

 俺は一度、部屋を出て、リビングに置いたパソコンの液晶CRTの、薄暗い小窓を見た。部屋の角の、天井近く、今伸介の顔を向けてある側を見下ろすように一台、伸介の正面、一メートルほどの距離の床に一台、ネットワークカムをセットしておいた。天井からの視野が、今リビングのデスクトップに映し出されており、伸介の真正面の映像は、まさに彼の目の前に置いたノートパソコンに映し出されている。

 暗い映像の中で、伸介が首を振って顔をしかめ、もぞもぞ動きだしたのがわかった。
 俺もショータイムを待ちきれない。「子ども部屋」のドアノブをひねった。

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少年の街 金と昌巳7
 点滴は初日を含め二日。次の日からは飲み薬に切り替えた。その日の晩、下半身の処置をして、皮膚炎や膿は、からだのどこにもなくなった。翌朝、二人して飯を食い、金が外出している間に、昌巳はいなくなった。一週間分の薬の袋も、なくなっていた。
 あちこちを探しまくった金だったが、昌巳の姿はこの街自体から消えていた。
 午後、疲れ果てて帰宅した金は、思わず家のボロ壁を蹴った。
 (バカが……途中でやめたら全部台無しになるかもしれないんだぞ)
 薬を持ち出しているのは救いだ。自暴自棄になってるわけではない。治す気はあるんだ、きっと。
 金は、昌巳の寝ていた布団をも蹴飛ばしたが、その動きで起きた風に、敷き布団の下になっていた小さな紙切れが舞った。
 金は、それを拾い上げた。
 白い横罫の紙きれの、上部の連なった穴は破れ、下部の両端は、茶色く変色して、上に反っている。丁寧な鉛筆の文字で、たった三つの単語が並んでいた。

 先生 ありがとう マサミ

 顔立ちはかわいいが、愛想がよくない、口が悪い、性格が悪い、という客の評判だった昌巳。どんな笑みよりも、たった五文字の彼の誠意が心に沁みた。金は、紙切れをぎゅっと握りしめた。
 冷たい雨も、だけど、暖かい太陽も、平等だぜ。お前だって照らしてくれるはずだ。どこで暮らしても、どこで生きても。
 金は、昌巳の寝ていた布団を敷き直して、どっかと身を横たえ、しばらくまじろぎもせず天井を見つめていた。

少年の街 金と昌巳編 完

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少年の街 金と昌巳6
 小さなからだからすれば二食分ほどもたいらげて、その後昌巳はこんこんと眠った。
 翌朝、目覚めた時、また金はいなかった。昌巳はもぞもぞと足を動かしてみた。普通に歩けそうだ。若いいのちのエネルギーが吸い寄せられるように、昌巳のからだに戻りつつあった。
 布団の足下あたりにあったズボンを穿いて、昌巳は戸外に出る。空気はやはり、自分には冷たい気がした。コンクリートの階段を降り、診療所のドアを叩いた。
 「開いてるよ」
 素っ気ない返事が終わるか終わらないかに、昌巳はドアを開いていた。
 「おう、ちょうどよかったぜ、横になれ」
 「もう大丈夫やて」
 「アホか。医者の俺がまだだめだって言ってるんだよ。黴菌がまた増えだしたら元も子もないし、外側の炎症の具合も、まだみていかにゃならん」
 昌巳は黙って診察台に横になった。金は言葉もかけず無造作に昌巳の下半身を裸にした。消毒液を浸したガーゼを陰部に当てると、昌巳は思わず身を縮める。
 「冷たいわ……」
 昨日は元気がなく、黙って処置されていた昌巳だったが、今日は恥ずかしさもあってかよく喋った。
 「しげしげ見んといてくれ。ちょっとそここそばい……て」
 昌巳は身を捩るが、金は遠慮無く「処置」を続けながら言った。
 「ここに膿が貯まるんだよ。決してエロい意図はない。必ずない。しかし見事にきれいになってるな。外用薬はいらない。風呂かシャワーできれいにするのが一番だ。シャワーは何とかなる、だろ」
 返事はすぐに返ってこない。昌巳の表情にかすかな翳りを見た気がした。金は何か雰囲気を変えるジョークの一つも飛ばそうと思ったが、何も出なかった。沈黙を破り、先に口を開いたのは昌巳だった。
 「しかしホンマ、先生変わっとるな」
 「そう言われたのは初めてじゃないが、なぜだ?」
 「一銭にもならんのに……。普段俺だけ違ごて、誰にもチップ百円でもやったことないやろ。ドケチのおっさんや思てたのに」
 金はガーゼを置いた。
 「勘違いするなよ。俺は慈善事業に興味はねえ。からだで払ってもらうと言ったろ? 仕事なのさ。ちゃんと考えてるぜ。それからチップなんてな。俺はな、ここに暮らしてるんだ。ショートステイの旅行者じゃない。毎日会うガキどもに百円だろうが二百円だろうがいちいちチップをやってたら、俺のジンセイのマネープランが台無しになるじゃねえか」
 興奮した強い調子は、やはり途中からいつもの軽さに戻っていた。
 「マネープランて、そんなもんとっくに狂ってしもたから、こんなボロ病院やってんのとちゃうんかいな」
 まともなことを言おうとすると、どうしても口下手である自分をわかっている昌巳は、それでも思い切ってまじめな話をしようと思っていて、また軽くいなされたので、やはりいつもの生意気な悪態をついたのだが、意外にもさっと金の顔がこわばった。
 「……触れてはならない部分に触れたな」
 金はデスクのペン立てのような器具入れから、先の鋭利な医療用の鋏を抜き取った。
 「やはりここは切断することにする」
 目指すのは昌巳の性器だった。
 「ちょっと、おっさん! アホか! やめろ、ええ加減にせえて!」
 細長い診療台から、昌巳の体が転落した。

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