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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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久しぶりにイラストに挑戦&新作について
 アイデアもあって、じりじりと小説書いてるんですが、どうも集中力が持続しないんで、脳の使い場所を変えてみましょうということで、久しぶりにイラストに挑戦しました。

 オリキャラを新しく作って、そのキャラで、無間のワンシーンを描き直してみようと考えたんですが、まず設定絵がいるので、顔をどうしよう、体型、頭身をどうしようとか考えながら、立ち絵のラフを描き、それをベースに裸モノクロ絵、カラー絵、ふんどし差分、タンクトップ差分と、かなり興が乗って描いていきました。

 無念なことに、Pixiv投稿分はモノクロ絵を差分に加えるのを忘れてしまったので、ここにそれをアップします。



こちらがPixivへのリンク



ポイントはほぼ同じふんどし絵が二枚あることです。違いがわかるでしょうかw

しかしモノクロ版をころっと忘れていたのはがっくり。わざわざ薄墨塗りのレイヤーが加えてあるのに。一ヶ月だけ有料会員になろうかなあ……。

なお、小説のアイデアはいくつかあって、今手をつけているのは「少年奴隷フークとカイル」という珍しくもファンタジーものです。僕の作品群では異色のものとなり、筆致も内容もラノベです。こっちもノリノリで書いています。そのうちブログにも部分掲載したいと思います。


 

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STIGMA Side-Koichi Vol.2 ブロまぐ発行開始&Google nexus7(32GB)買いました!
 表題の通り、Google Nexus7(32GB)買いましたWifiモデル。店舗売りになってもあまり値下げの期待できない機種だろうと思って、Google PLAYから直接。日本時間29日深夜に注文し、11/2の夜に受け取れました。



 こんな感じです。昔のPDAを思わせるサイズで、iPad miniよりは重いですがとても軽く、大きさも電子書籍を読むなどにはベスト(iPadはいささかでかいし重いです)で、使い勝手もよさそうです。あと知らなかったのですがGoogle Playで使えるチャージが2000円分最初から入っています。知らなかったので得した気分です。しばらくいじるだけでも楽しみな、はじめてのAndroidの世界です。


 それから宣伝w

 遅れましたが「STIGMA Side-Koichi Vol.2」のブロまぐが完成しました。これは有料課金のブログで、ポイントを買う形式ですが、クレジットカードや電子マネーが使えます。章別課金なので章の頭は無料で読め、一部の章は無料でよめるのはe-bookと同じ。
 とても残念なのは今時スマホ向きのスキンを持っておらず、PC向け表示になってしまうことですね。おもにガラケー、フィーチャーフォンの方向けのコンテンツです。

STIGMA Side-Koichi Vol.2 目次と概要

↑こちらからどうぞ

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Web拍手コメ & 新刊おしらせ
土曜の夜は僕のために へ
>すっごく良かったです!友人には内緒だけど(笑)
無垢な子供と、ちょっぴり汚れた大人の男の純愛というのが実はとても萌える心を持っていたので読ませていただき感謝です。文章もすばらしいです。


 ありがとうございます! この作品、うちの作品としては異色ですが、これまでにない層の方から評価いただきました。リョウもアキラも入魂のキャラクターです。気にいっていただけてうれしいです。

 話かわって
 10/6ショタスクラッチ18に参加の予定です。たぶん今回も大丈夫。

 新刊で確実なのはSTIGMA Side-Koichi Vol.2です。

 表紙案


 幸一君の一人称で、「小説無間」の直前までを描きます。再び幸一君の一人称。SM全開ですw お楽しみいただける方はぜひ。ちなみに10/6までにSide-Kurosakiも何とかVol.1分終わらせたいなあと思っています(確約できません)。
 

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拍コメレス&お知らせ
>はじめまして。クオリティの高い作品群に圧倒され、読ませていただきました。
せつない愛情を描いた「土曜の夜は僕のために」、「クリスマスに呪いあれ」、そういった作品を見ると愛情に飢えた少年に孤独を重ねて接するのもひとつの愛情なのではないかと思えてきました。不思議な説得力がある文体、心理描写も細やかで、ひきこまれてしまいます。素晴らしいの一言です。
ところで、携帯サイトのほうにある「sss」はこちらでは発表しないのでしょうか?「ペットと少年達」の切なさが好きで読み返したくなり、探しました。携帯サイトとPCサイトはトップでつながっていますし、不便ではありませんが、ご一考くだされば幸いです。

 ありがとうございます! ペットと少年達、あたりを評価していただけると大変うれしいですね。
 PCコンテンツ化については、実は「子ども部屋」の移植やスマホサイトの整備が追いついておらず、やれるとしてもだいぶ先になりそうです。

>狂人日記面白かったです。また立ち寄らせていただきます。良い文章をありがとうございました。
 ありがとうございます! 狂人日記が楽しめるあなたはとてもマニアックwだと思います。ただ、文章における残虐性というのは、意外と「気分が悪くなる」というスプラッター映画のようにはならず、耽美的な感じになりやすいというのは、僕の主観でしょうか。


 携帯向けの「STIGMA Side-Kurosaki Vol.1」はレジまぐe-bookで連載開始しました。

 こちらです。

 文字サイズの大中小変更が可能になって、どうもスマホでも僕の独自サイトコンテンツより読みやすいかもしれないので、スマホサイトからもリンクしておきました。お好みの方で楽しんでいただければ。

 PCコンテンツも追って作ります。

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デジケットのオススメ作品
 これまでやったことないんですけど、自分のじゃなく人様の作品のオススメ。一応堂々とアフィっております。

 デジケット様のダウンロード作品ですね。

 まずは

[歳月の音] の【GOGOGO!】
GOGOGO!

 この作品の作者の方を知ったのはPixivでして、

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=25478608

 すさまじいクオリティと僕のストライクゾーンへのヒットぶりにしびれました。この方のオリジナルCG集が出たら10枚2000円でも買う! とか思いましたね。
 作者の方は外国人です。推測ですがたぶん英語と中国語の両方がいける圏内の方じゃないかと。
 基本、顔の造型は日本のコミックやアニメの作法にのっとり、ボディはよりリアルな造型、塗りとなっていてエロさと色気がハンパない。

 このGO!GO!GO!の他にもデジケ登録作品はあるんですが、僕にはファンタジーやパロがイマイチヒットせず、SMや陵辱色も十二分なこの作品ほどは、惹かれません。

 この作品はイラスト+テキストの構成になっていますが、テキストは稚拙です。日本人じゃないかも。
 そもそもこの作品は作者さんのデビュー作らしいのですすが、テキストの日本語化ないし作文をしてくれる人がなかなか見つからず、後からの発売になったらしいです。

 そこで僕は一つの野望を抱いていまして、この方にメールで自分を売り込もうかと。
 僕は英語で小説が書けるほどの力はないですが、一応辞書を引き引き英語を理解することはできます。日本語の文章力はそこそこのつもり。
 もちろん英語でメールするわけですが、同人で小説けっこう書いてます。あなたの作品が大好きです。で、今後ぜひ、あなたの作品にテキストをつけたり、僕のテキストに絵をつけていただくような機会をいただければ光栄です、というような内容を書いて、ですね、アピールしようというわけです。

 まずPixivの方を見て頂いて、ヒットしたら、買って絶対後悔ない、というか、あれほどの完成度のイラストをPixivに惜しげもなく投入して下さる作者さんを応援するためにも、ぜひともお金を出したい一本ではないかと思います。

 続いてこちらは、オリジナルショタ小説作品です。
[自乗の地平] の【共・有・空・間】
共・有・空・間

 作者のSの自乗さんは、最近急速に親しくなったショタ同人の方で、かつ「オリジナルショタ小説」をメインに活動されているという、数少ない「お仲間」なのです(ただしSの自乗さんはコミックやイラストも描かれます)。

 で、もちろん単にお仲間、お友だちだから紹介するというわけではないのです。

 この作品の末尾には「Inspired from "痴漢電車" by サークル夢幻童」と記されていて、僕の短編、痴漢電車と、設定等が酷似しているのです。
 まず「電車の席の隣に座った少年に悪さ(笑)をする」それから対象が「私立小学校の制服少年である」という点、性行為の舞台に電車の座席だけでなく駅のトイレが出てくる点、などが共通しています。

 また、頽廃やインモラル感、緻密な描写とにじむリアリティ、という雰囲気も似たところがあります。

 大きな違いは少年の年齢で、委託ダウンロードの性質上紹介文等では明示されていませんが、新小一くらい、です。

 ですので、低年齢ショタが好物の方には、特にオススメ。そもそも小説では供給がほとんどない(あってもクオリティが低すぎる)。

 Sの自乗さんは、ここでは作品名を書きませんが、他にも低年齢ショタを濃密に、背徳感たっぷりに描くシリーズ作品があり、おそらく今後、デジケに投入されると思います。

 僕が10~14歳くらいの少年の心理、仕草、行動原理、主体的性感などについてそれなりのリアリティをもって描写する自信を持っており、「痴漢電車」でもそれを発揮しているつもりであるのと同様、Sの自乗さんの低年齢ショタ描写には、その年齢ならではの男の子らしさが緻密にリアルに描かれています。
 これまで駄文でがまんしていた低年齢嗜好の方には、段違いのおかずパワー(笑)のある作品となっていますので、自信を持ってオススメ。値段は、僕としては控え目すぎるのでは、と思われる、おトクな200円です。

 以上、最近のオススメ作品でした。



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東京から帰還しました(ショタケット16参加報告)
 実はようやく今朝、夜行で東京から戻りました。

 何かツイッターとかで逐一具体的行動を報告するのはよくないってどこかで読んで、あいまいにしてたんですけど、よくよく考えたらそれは、実名登録SNSなんかで正体はっきりしている人が「こいつの家今無人だな」とか「今こいつ大金持って一人で歩いてるな」とかが、悪意のある人にバレるリスクってことで、僕にはあんまり関係なかったです。

 ショタケット前日には東京入りしてたんですが、今回GWの天気予報はメタメタでしたね。5/4の天気はすこぶる悪く、手持ちで急遽持ち込んだ紙版「シングルファーザーの育児ノート」の運命が心配でした。

 5/5当日は一転、たぶん、GWで一番の好天だったと思われます。暑かったくらい。朝はさわやかでした。
 今回の新刊「STIGMA Side-Koichi Vol.1」は、カバーつき新書という仕様だったんですが、カバー折り、カバー巻きは自力でやらねばなりません。九時のサークル入場開始ピッタリに会場入り。一つ置いてお隣が、前回お隣だった希少なオリジナルショタ小説同人(イラスト、漫画も描かれますが)の、ええと、一応お断りしてないんで、Sさんとしておきます。間の方(お隣)も評論の方で、やはり「博士」の島の、壁寄りは文章系中心だったようです。

 イベントは好天に恵まれ一般の方もそれなりに多かったのですが、都産貿浜松町館は、250SPの募集をかけていた(実際の直参は220)ことからもわかる通りゆとりがあり、息苦しさも感じません。机も大きく、壁寄りで後ろが空いていて、右隣サークルは欠席、ということで整理下手の僕にはありがたい限りでした。

 カバー「折り」は予想通り骨の折れる作業でした。汗だらだらです。両側を75mm折るというのが事前にわかっていたので、ひと工夫して家にあった厚さ4mmほど、大きさA4ほどの長方形の板に、端から75mmに線を引いた道具を用意していました。この75mmラインにカバーの端を合わせ、板のラインで折り目をつけ、折っていくんですね。うまくはいったんですが、僕のツイッター追って下さってる方はご承知の通り、僕は今左手が不自由なため、かなり大変でした。

 イベント開始直後は、うちのようなサークルにとってはひたすら待つのみのドキドキタイムです。
 一般の方は、例えうちの本が購入リストにあったとしても、先に人気サークルの売り切れが予想される本を確保します。開場30分以降が、うちの勝負です。
 とわかってはいるんですが、この30分少々が体に悪い。一冊も売れないんじゃ、って思っちゃいます。もっとも今回は、予約をして下さっていた方もいるので、丸ボウズはないわけだったんですけどね。

 実際に最初の一冊が売れて以降は、「ショタケットならこのくらい」という予想通りでした。東京はたぶん三年ぶりくらいですが、忘れられていなくてよかった。

 イベント三日前までは予定になかった紙媒体「シングルファーザーの育児ノート」は、完売でした。有り難し。

 久しぶりの方とも、挨拶をかわすことができたのですが、マターリイベントではなかったので、ゆっくりとお話、ともいかず、またこちらから挨拶にうかがおうと思っていた何人かの方を発見できず、そのあたりが心残りではあります。

 オフは3/3に続きSさんにつきあっていただきました。お茶して飯食ってしゃべっただけですが、気がついたら日付が変わってSさんの方の終電がぎりぎりだったという。しかも、今回ショタエロの話や、今日ゲットした本の話がほとんどなかったにも関わらず、話の尽きることもなく、という感じで、楽しかったです。久しぶりに肉も食ってうまかった。

 今回、久しぶりにお会いできた方々、本をお求め下さった方々、お世話になったみなさま、感謝です。金銭的、体力的にちょいきついなと思いつつ、久々のサークル参加をして、本当によかったです。



 さて、そうして「兵どもが夢の後」の気分になったあとは、自宅サーバーが気がかりでした。5/5の早朝に落ちたんですよ。まあタイミングとしては、「最悪」ではなかったです。ショタケに行かれる方の事前サイトチェックの段階では、動いていたことになりますし。ただ電源を交換して、二週間以上無事に動き続けていたのに、何も旅行中に落ちることはないじゃないか、とは思いました。原因は電源ではなかった、もしくは電源「だけ」ではなかった、ということになり、安定運用には最悪、マシンの買い換えが必要になりますが、そんな金はない。そしてLinuxサーバー環境の再構築の手間は、プロではない僕には大変なもので、うまくいかない可能性もあり、困ったもんです。

 がしかし、現状では復旧、正常に動いています。つまり、自前ダウンロード販売等もちゃんとやれます、ということです。

 新刊STIGMAにつきましては、早い内に通販及び自前ダウンロード販売を開始します。また「シングルファーザーの育児ノート」紙媒体版の通販、DL版のEPUB追加ニューバージョンへの差し替えも行います(先に購入された方も、無料でバージョンアップできます)。

 なお現在すでに、デジケット様では、STIGMAの委託ダウンロード販売がスタートしています。

[夢幻童] の【STIGMA Side-Koichi Vol.1】
STIGMA Side-Koichi Vol.1のダウンロード購入

 自前DLでもWebMoneyやBitCash、使えるようにしましたが、いつもデジケットで購入、という方は当然、ポイント等の点でよいでしょうし、デジケット様では余分な修正追加などもなく、商品内容は自前と全く同じです。よろしければぜひ。紙媒体がいい、という方は通販の開始をお待ち下さい。

 ではでは、もう一眠りしますw

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ギュッと!委託解除のいきさつ&表現規制について
 さて、昨日ちらっと書いた通り、DL委託先を増やす一方で、一社切りました。「ギュッと!」です。いきさつをあえて公開します。ついでに日頃考えている昨今の表現規制の情勢についての見解もちょこっと書いておきます。

 まずはギュッと!とのやりとり

 まあ通常、本当に人間ができている人はおバカさんに多少侮辱されても相手にせずにすっと引っ込むものですが、僕は全く人間ができていませんので、そんな大人の対応はできません。

 まずもともと販売されていた「痴漢電車」を、一切文章を変えずPDFレイアウトやEPUB追加のバージョンアップをしました。この作品はそもそも新しく、去年の夏以降に登録したもののはずです。

 ところが、

ギュッと!のメール
再度アップロードいただきました作品データを確認させていただいたところ、 3ページ目に小学校という文言がございました。 弊社倫理規定改定に伴いましてこちらの文言には伏せ字等の修正を お願いしております。

例:私立小学校→私立○学校、私立学校

 以下省略。一度販売したものを中身を変えていないにも関わらず、という点と、だいたいテキストの中身にどうこう言う姿勢が頭にきます。

 そこで僕の返信

サンプルはともかく本編の文章について当方は修正に応じる意思はありません。言葉狩をするなら同人の販売など扱わないことです。
貴社にて勝手に修正するなら任意にどうぞ。
やらないならすべての作品を取り下げますから、プールされている売り上げ残額を振り込んで下さい。

 DLsiteは同様の「言葉狩り」をやりますが、数ヶ所の「小学校」「10歳」程度の表記なら向こうで伏せ字にしてくれます。現に「痴漢電車」は販売OKです。

 ギュッと!の返信

サークル様より
>貴社にて勝手に修正するなら任意にどうぞ。
とご連絡をいただきましたが、
弊社では作品データ内の修正につきましてサークル様のご承諾を
いただいたうえで作品を修正させていただいております。

また
>やらないならすべての作品を取り下げます
こちらにつきまして現在ご登録されております作品を全て販売を停止
ということでよろしいでしょうか。、

販売を停止とさせていただいた場合、現在繰越させていただいております
ロイヤリティの残額をご指定の口座へご入金させていただきますので
よろしくお願いいたします。

 ここで、文言に従えば向こうで修正を加えるオプションもあるように読み取れますので、一応確認。

僕の返信

二点について了承致しました。
ただしこちらの意図としては、「修正内容をお任せし、作業を委任する」という意味です。

いくつかのベンダー様にダウンロード作品を登録させていただいていますが、本編文章についてまで修正を求められるベンダー様はわずかで(知る限り貴社の他に一社だけ)、しかもその基準は必ずしも明確ではなく、いちいち意識していたら作品の内容が萎縮してしまいます。特に文章では、外見や人物の印象を読者の主観に委ねるわけにいかず、「文字」で明示表現する他ありませんから。

そのため、文章内、あるいはイラスト、挿絵についても、「コミケ基準」あたりを超える修正については、ベンダー様に「作業」「方法、内容」をお任せしています。つまり「貴社の基準に合う修正を、貴社の作業にてお願いします」ということです。「追加修正について承諾」しているつもりなのですが。

作業そのものをどうしても当方でやらなければならないというならば、こちらの許容範囲を超えてしまいます。

ということなので、ご返答には若干誤解が含まれていると思います。追加修正作業そのものを、どうしても当方でやらなければいけませんか? ということですので。

もしそうであるならば、やはり全作品の販売停止とさせていただきます。修正の委任が可能であれば、それをお願いし、このまま他作品の販売も継続させていただきたいと思います。

ギュッと!の返信

>文章内、あるいはイラスト、挿絵についても、「コミケ基準」あたりを超える修正については、ベンダー様に「作業」「方法、内容」をお任せしています。
>つまり「貴社の基準に合う修正を、貴社の作業にてお願いします」ということです。「追加修正について承諾」しているつもりなのですが。

こちらに関しまして、サークル様の作品を弊社の倫理規定に沿って追加修正をさせていただきますとサークル様のオリジナル作品とは
全く異なるものを販売せざるを得ない状況となりえますので作品本編に関しましての修正はサークル様にお願いしたく存じます。

今回サークル様側にてご修正が困難とのことですので誠に申し訳ございませんが、弊社の倫理規定に照らし合わせました結果、
お取り扱いができない作品となりますので販売を見合わせていただきたいと存じます。

 ということなので、最終決断し、僕の返信

了解致しました。

それでは全作品の販売停止及びプールされている売り上げの振り込みをお願いします。振り込みを確認次第、販売者登録を抹消させていただきます。

なお、「倫理」規定などという呼び方は、表現者に対して非常に失礼なものであることを申し上げておきます。「弊社表現自主規制規定」とでも呼んで下さい。
差別を助長するものなどならわかりますが、ゾーニングされた中で成人が成人のニーズを満たす性的な表現は、いかに特殊であろうと、創作物である限り「倫理」などという価値基準とは無関係です。もし創作物の中身に正義とか法律とか当てはめて言うならば、悪人を主人公とした小説も、それこそ成人が成人を対象にしたレイプものも全て「倫理」に反することになってしまいます。しかしそれは実際には実行において当てはまることであって、創作とは全く次元が異なります。
この程度のことも理解しないで「成人向けコンテンツ」の販売、表面を取り繕って実質的な「ロリ、ショタ」という「児童を性対象とした」コンテンツを扱うことは、それこそ「倫理」に反するのではありませんか?

 という流れでした。で、まだ残額の振込手続きは終わってないぽいんで、火曜にはこっちからメールしないといけません。4700円ほどなんで、もったいなくてぶっつりとは切れない。5000円以上から自動振込なんでねえ。

 まあエロ本売ってるヤツが「倫理」とか口にするなって話。だって倫理って、正義とか悪とか、正しいとか間違っているとか、そういう価値基準でしょ? 作り話の「中身」そのものに当てはめる発想が頭が悪すぎる。まあそういうやつ多いんですけどね。「映倫」とかあるし。
 でも作り手側の本音は、エロであろうと芸術であろうと、創作の中身に公権力が介入する資格などなく、警察や司法機関にわいせつかどうか判断する資格もなく、そんな能力のある人間もいない、というところだと思います。極端? 僕はこれがコンセンサスだと思っています。ゾーニングさえすればね。求める人に求められるものを表現して提供する範囲においては。そこを作り手、メディアなどが自主規制し、ゾーニングすればいい。

 現状は公権力も、「我々は表現に介入する資格を持っている」と、一般に認知させることができれば、納得するんです。「局部へのモザイク」っていうのが、表現し、表現物を頒布する側の、「その司法の力を認める」というポーズの典型です。公権力もモザイクを見て、「その意思表示、受け取った」となる。日本らしい。モザイクさえ入れれば、「監禁レイプ」というあからさまな犯罪行為を描いても構わないんです。日本は懐が深い。

 そういうものに、金と暇を持てあました「世の中のために何かしたい」人々から金を吸い取り、名を売り、その名をさらに金と力にしたい団体や個人が目をつけます。アグネスであり、また別の畑ですが、シーシェバードです。
 「子どもを守る」「動物愛護」などという響きのいい言葉で、攻撃しやすいところを、目立つやり方で攻撃する。その資金は、金と力をつかみ、人生のピークを過ぎて、自分の溜め込んだ金に罪悪感すら覚えている多くの虚しい資産家から吸い取るのです。無尽蔵。

 アグネスにも日本ユニセフにもシーシェパードにも正義などないし、倫理などない。ハイエナやダニに例えるのも彼らが気の毒なほどの存在です。彼らにあるのは「攻撃しやすく弱いものを攻撃して、金に換える」という腐った根性と貪婪さであり、資産家は意識せざるうちに弱い者いじめやマイノリティ排除、創作破壊あるいは文化の後退へ加担しているのです。



 日本の公権力だって、本当はなるべく今の児童ポルノ関連に踏み込みたくないんですよ。やり過ぎると同じ原則で危険なことがたくさんまかり通るヤバい世の中になるということは、国のトップの賢い人もわかっていらっしゃる。だからモザイクと同じで、目立つ部分で、「ハイ、ランドセル描いてません、黒い鞄しょってます」「四頭身だけど18歳以上」という、「規制に従っていますサイン」さえ送ればいい。
 ショタもの、文章オンリーの作品で「萌え」を表現するためには、どうしても思春期がどうしたとか、「中一にしては小柄でまだ発毛もない」とかいう具体的描写が必要になります。それを避けるようなことをしていたら、メールのやりとりの通り、表現が萎縮する。だから多くのDLベンダーも印刷屋も、表紙など目立つ部分への配慮、で折り合いをつけているんです。ポプルスみたいに、いつの間にか「文章でも未成年の年齢表記や小学校とかいう表記はNG」って言い出すバカ会社も出てきましたけどね。
 これらは、明らかに過剰反応、過剰自主規制で、自らの首を絞めるスタンスだと思います。



 同人の委託販売等は、作り手を理解し、作り手の側に立つ企業にやってもらいたい。二次元であれ文章であれ潔く全てのロリショタコンテンツを扱わないという姿勢ならまだ納得もしますけどね。

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サイト更新情報他、いろいろ
Web拍手コメントより

>またレベル上がっとる!
 新刊STIGMA Vol.1のカバーイラストと靴+靴下だけ裸バージョン(笑)をアップしたブログ記事にいただきました。ありがとうございます! 最近は「これなら丁寧に塗る気になるな」っていう手応えはあります。ヘタなりに描き方は少しずつ工夫しているんで、実際上達しているなら、うれしいですね。

 サイトをざっと更新しました。PCサイトはトップをSTIGMA幸一君に変更し、ちょっと活躍の短かったMaraSon大樹君はギャラリーに移動しました。

 またPC、スマホ、携帯全てのサイトに、イベント参加情報と新刊「STIGMA Side-Koichi Vol.1」の情報をアップしました。

 ショタ●ット事務局はサークル参加案内を発送したそうですが、うちにはまだ届いていません。確率は低くないはずなんですが、ちょっとキナくさいにおいがして、いやな感じです(キナくさい記事を検索されるといやなので今さらの伏せ字です)。ボ●コンは落ちたらしいですから、デジケに数少ない「ボ●コン新刊」をあげている僕が目立っているとすると、恣意的に落とされる可能性もありますんでね。まあ取り越し苦労をしても仕方ないですが、落ちたらどなたかに委託させていただくと思います。少なくともSTIGMAは。

 三つの僕のサイトには同じURLから自動振り分けで飛べます。

http://shirayuki.saiin.net/~torisan/NL5060/ 

 またSTIGMAはダウンロード版の準備もできており、そのページからサンプルがダウンロード可能です。自鯖なので、前のブログ記事のと違って、素速くDLできると思います。

 紹介ページはこちら

 それから「痴漢電車」ダウンロード版はEPUB追加他の大幅バージョンアップを行っています。

 デジケットはこちら

 うちの自前DLで購入頂いた方は、メールを下されば無償でバージョンアップできますので、特にEPUBを試してみたい方はぜひ。

 以上いろいろでした。明日にはショタケの通知も届くと思います。

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「恵まれた」国のはざまで
ニュースより

ネット記事はいずれ消えてしまうので丸ごと転載する

9歳男児、数年前から不明 府警が捜査開始…大阪・富田林

 大阪府富田林市で男児(9)が数年前から行方不明になっていることがわかった。小学校には全く登校しておらず、親族も同市に「所在がわからない」と説明するなど安否が確認できない状態が続いているという。府警は、男児が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、男児の行方を捜すなど捜査を始めた。

 関係者によると、男児は2002年秋、富田林市内で生まれた。間もなく両親とともに同府太子町に転居し、04年、再び同市に戻ったとされる。その後、両親は離婚。父親は地元を離れ、母親は1人で府内の実家に帰ったため、男児は同市内に住む父方の親族宅に住民登録された。

 ところが、同市教委によると、男児は09年4月、小学校への入学時期を迎えたものの、一度も登校せず、教師らが何回か家庭訪問したが、男児には会えなかったという。市教委は翌春、国の通達に基づき、「居所不明児童」として学齢簿から男児を除いた。

 さらに、親族が昨年8月、国民健康保険料の納付を巡って市役所を訪れ、職員に「保険料に加算される世帯人数から男児を外してほしい」と要望。男児については、「ずっと前からいない。居場所も知らない」などと話したことから、市が府警に相談した。

 府警が調べたところ、生後間もない頃の男児を見たという住民はいたが、数年前から一切目撃されていないことが判明。周辺の児童養護施設などに預けられた形跡はなく、太子町では乳幼児健診や予防接種の受診歴もなかった。これまでに親族らから男児の捜索願は出されていない。

 府内の別の場所に暮らす母親は知人に「息子は元夫の親族が引き取ったが、どこにいるのかわからない」と話していたという。

 府警は、小学校入学の数年前から、何らかの事情ですでに行方不明になっていた可能性もあるとみて、男児の発見に全力を挙げる。


 この事件で一番気になる点は、「行方が知れない」として騒ぎ出すのがそもそも遅すぎるということだ。

 これは以前、僕が一般向け小説の中でも指摘したことだが、日本という国は戸籍のシステムが諸先進国と比べても非常にがっちりして、強固なシステムの内にある限り、義務教育は無償、飢え死にすることは能力に関わらず、またいかなるろくでなしでも、生きる意志さえあればない、という、福祉先進国だ。

 だが半面、そのシステムからこぼれ落ちた瞬間に、この国ではいないも同然、福祉も教育も医療も、何も届かず、健康な大人にもまともな仕事は回ってこない。

 大人はシステムの内に生きるかはみ出すか選べるが、子供はそうはいかない。

 まず出生届けが出ないと、扱いとしてはこの世に存在しないことになる。これ自体は子を産んだこと自体産んだ本人や狭い範囲にしかわからないことも多く、ある程度やむを得ない。「誰も知らない」という映画の元になったケースでは、中学生の長男を筆頭に三人の子供が、誰一人学校に通っておらず、この世に存在しないことになっていた。

 そしてどういうわけか、出生届があり、戸籍があるにも関わらず、学齢期になっても学校に来ない子供を、行政はとことん追いかけることをしない。
 ここに「確実に日本に生まれ、日本人としての権利を有する、未熟で弱い存在」があることは明らかである。
 生まれているのに、学校に来ず、家庭訪問の教師に姿も見せない。死亡したのに届けられていないか、行方不明なのに放置されているか、もしかしたら虐待され監禁され続けているのか、実の親なり保護者がきちんと説明できない以上、そこでは確実に、「未熟な存在」の人権が踏みにじられている。

 小五から中三まで実の母親とわけのわからないババアに監禁され続け、餓死寸前に追いやられ自らの汚物を食い精神を病んで、二度とまともに歩いたり話したりできないかもしれない状態で、見つかった少年がいる。

 彼だっていきなり学校に来なくなったのだ。どこで何をしているか、きちんと把握できているのは「保護者」だけだった。

 ものも言えない赤ん坊はもちろん、監禁されている子供や、親の事情で夜逃げして行き場のない子供は、身近な保護者以外には存在すら認識されておらず、福祉も教育も医療も、何も届かない。

 本来親に生活能力や常識が十分あれば、不必要なほどの社会保障メニューが用意されているのに、そういうものをもっとも必要とする子供に、それが届かない仕組みになっているのが、日本だ。

 やむを得ないケースもあるだろうが、今回のニュースの子や、五年間監禁されていた子のケースは、行政なりが本気で、「見えない弱い存在」の命や人権を守ろうとすれば、何とかなったはずなのだ。九歳になるまで、誰にも存在を認知されないなんて……。
 それほどにコストと人数の必要なことだろうか。例えそうだとしても、やるべきことではないのだろうか。可能なことではないのだろうか。システムの枠内の人なら、一人死んでも大騒ぎする日本なのに。

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拍コメレス&携帯版「ゆるされたら」アップのお知らせ
 ずっとコンテンツ(小説)更新がなかったため、最近は拍手自体は頂いても、なかなかコメントはいただけず、かつ体調の関係で、レスもできず、ということが続いておりましたが……

>偶然入り込んでしまった者ですが、確かな文章力と緻密な構成にすっかり魅了されてしまいました。とりさんさん(?)の世界だとショタも良いですね。正直泣きました。

 ありがとうございます! 「泣ける」やつというと、「土曜~」かなあ。
 多くの作品で、一般的な「小説の文法」に通じる、キャラクター造型や世界作り、背景描写を心がけています。ショタコンさんの中には、その部分が「蛇足」「贅肉」と受け取られる方もいらっしゃって、ジレンマがあるんですが、まあ少なくとも無償公開のWeb小説については、今度も自分のやりたいように書こうと思います。その結果、ショタジャンルが趣味でない方でも、楽しめるものになっていればうれしいですね。

>10代の頃から見てました、もう10年目くらいでしょうか。更新されててびっくりです、「狂人日記」、「ボクの告白」、「子供部屋」、「夜想倶楽部」は自分の今の嗜好を固めたくらい好きです。お体に気をつけて運営と小説書き頑張って下さい。

 ふとサイトを確認したら、いつ開設したかの表記が、いつの間にか消えていました。更新履歴を確認したら、今年の8月で12周年を迎えるみたいです。途中、年単位での更新停止もあったわけですが、こういうコメント頂くと本当にありがたいですね。
 最初に僕のサイトを見たのが10歳でも、今21歳ですよw いやまあ、この方は18歳か19歳のはずですけれどw

 サイトの開設時期表記を復活させました。またちょくちょく壊れるcgiカウンタをレンタルのものに変更しました。実際もう、このカウンタの数字はいい加減です。ただ水増しではなく、少なくとも、の数字に何度か修正していますので、のべ100万人以上もの方に来ていただいているというのも、確かです。

 携帯サイトの方に、「ゆるされたら」をアップしました。ブログやMixi版からかなり加筆修正しているので、未読の方はもちろん、一度お読みになった方も、ぜひご覧下さい。いかれた文章なので、かなり読者を選ぶかもしれませんけれどw

 ちなみに携帯サイトの開設は2004年。こちらも七年目ですね……。最近は、携帯サイトの方がアクセス、多いんですよね。時代ですねこれも。


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