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今日の話題はショタネタとは無関係。
世間よりかなり遅れてハードディスクレコーダーを導入し、これを契機に(正確には契機はカミタマンだがw)、スカパー110に37インチ液晶TVなど最新鋭の映像機器を導入した。
そして、今のデジタル放送の録画を取り巻く現状に唖然とさせられることとなった。
ハイビジョンはまだしも、地デジのCMにまでコピーガード信号が含まれている。これらはHDDにはそのまま録画できるが、DVD-RWなどにコピーするときはムーブといって元のHDDのデータが消えてしまう。DVD-RWはCPRMという規格に対応しているものしか使えず、このディスクには固有のシリアルナンバーが記録されていて、暗号化にそのナンバーを使っているため、いかなる方法でもコピーすることは(現状では)、不可能である。しかもあろうことか、ハイビジョンはムーブした段階で画質が劣化する。劣化しないデータを記録したいなら、ブルーレイなどに対応した録画機器が必要だ。
レコーダーの説明書に「ハードディスクは恒久的な録画メディアではありません」と書いてある。HDDだけじゃなく、ディスクだって劣化も破損も考えられる。自前のバックアップも取れないで、有料放送を本当の意味で「録画できる」と言えるのだろうか。画質を劣化させなきゃ保存できないハイビジョン放送に、いかほどの魅力があると言えるのか。
DVDのコピーし放題の現状は確かに問題だが、このCPRMについては正規の出費をした、善良で無知なユーザーにのみ不利益を与えるもので、とうてい許し難い。機器を一揃え買ってからこの現状を知った俺としては、いい面の皮で黙ってはいられないのだ。
そして、そう。デジタル放送だろうがハイビジョンだろうが、コピープロテクトも関係なく複製し放題、完全に元の画質ではないが、ハイビジョンもD3レベルの画質で録画できる方法にたどり着いた。不可能はない。しょせんデジタルデータの完全なコピーガードなど無理な話なのだ。
商品名は控えるが、国内のメーカーがサポートするパソコン用「ハイビジョンキャプチャボード」がたった一つ存在する。ソフトエンコードであるため、定価は28000円程度で、ロットは極度に少ないながら、オクでもそんな無茶な値段にはなっていない。
D3と光デジタルの入力を持っており、横1280ドットで動画のキャプができる。途中にアナログっぽい処理がハード的に入っているようで(私は素人なのでここらはいい加減)、CSSもCPRMも全く関係ない。録画は専用ソフトで、動画形式も独自だが、AviUtilという有名なフリーソフト用のプラグインをメーカーが提供しており、いかなる動画形式にも変換可能だ。
惜しむらくはソフトエンコのため要求されるハードウェアスペックが相当高い。アスロン3800+以上、となっていて、今の私の環境では静止画とお試しレベルの短時間の動画キャプだけで、ソフトが止まってしまう。しかし横1280といえばウチの液晶ディスプレイの横幅めいっぱいだ。静止画でも美しさに驚愕する。
きれいと言っても正確には「元のまま」ではなない、という見解もありそうだが、ハードディスクにはオリジナルが残せるのだし、そもそも取り込んだままのデータはでかすきて、DivXなど高圧縮プロファイルを使わないと今の大容量HDDでも厳しい、ということを考えると、暫定的には十分ではなかろうか。
CPRM破りについては、様々なトライがネット上で紹介されているが、一番オーソドックスな方法は「画像安定装置」を使うものだ。画像安定装置は、ダビングの際の画質劣化を抑えたり、古いビデオテープの画質を向上させてデジタル保存したりするための商品であるはずだ、本来は。しかし画像安定装置と名の付く商品はすべからくCSSなどのコピーガードを除去する機能を持っている。実際の購入者の大半の目的は推して知るべし。
PCを介さずHDDレコーダーから別のレコーダーへ、という場合、上記に紹介した方法よりスマートだろう。HDDレコーダーと、ブルーレイレコーダーを計2台持っている人は、画質も落とさなくて済みそうだ。
しかし、今発売されている画像安定装置は、みんな入出力がS端子だ。Sを通してしまったら、ハイビジョンの画質ってどうなるんだろう。先にキャプチャボードにたどり着いたので調べきってはいないが、あまり期待できそうにない。
それに実は、DVD-MPEG2(720×480)でよければ、私の古いカノープスのキャプチャボードでいともたやすくPCに取り込めるのだ。コピーガードは無効。入力はSだ。最近売られている同社やアイオーなどのキャプチャボードは、「デジタル放送を高画質で」などと宣伝しているが、取り込み解像度はDVD-MPEG2から進歩していない。かつ「コピープロテクトはかかる」と書いてある。事実ならスペックダウンだ。
本当はパソコン向けにハードウェアエンコのハイビジョンキャプチャボードを、各社出したいところだろう。コピーガードの障壁のせいで、ここらのハードメーカーも「デジタル放送特需」にあずかれない。
もう少しマシな方法を考えないと、ハイビジョンもデジタル放送も上滑っていくばかりで、実態が一般消費者に知れ渡ったらかなりの批判に晒されて業界全体のイメージダウン、ひいては経済的な損失にも繋がると思うが……。
※ 私自身は己の意地からこうした知識は身につけて、業界のエゴの犠牲にはならないつもりである。しかしここに書かれていることのいくつかは、法的にはグレーゾーンである(黒ではない。それはソフト提供などの業界側の一方的な主張に過ぎない)。したがって私は、ここに「こういう方法がある」ことは書いているが、私が実際ナニをどうしたか具体的には書いていないし、商品名も明記していない。
ここに書いてあるようなことをやってみたい人は、自己責任においてググるなどして情報やハード、ソフトを入手して、試してみてほしい。
世間よりかなり遅れてハードディスクレコーダーを導入し、これを契機に(正確には契機はカミタマンだがw)、スカパー110に37インチ液晶TVなど最新鋭の映像機器を導入した。
そして、今のデジタル放送の録画を取り巻く現状に唖然とさせられることとなった。
ハイビジョンはまだしも、地デジのCMにまでコピーガード信号が含まれている。これらはHDDにはそのまま録画できるが、DVD-RWなどにコピーするときはムーブといって元のHDDのデータが消えてしまう。DVD-RWはCPRMという規格に対応しているものしか使えず、このディスクには固有のシリアルナンバーが記録されていて、暗号化にそのナンバーを使っているため、いかなる方法でもコピーすることは(現状では)、不可能である。しかもあろうことか、ハイビジョンはムーブした段階で画質が劣化する。劣化しないデータを記録したいなら、ブルーレイなどに対応した録画機器が必要だ。
レコーダーの説明書に「ハードディスクは恒久的な録画メディアではありません」と書いてある。HDDだけじゃなく、ディスクだって劣化も破損も考えられる。自前のバックアップも取れないで、有料放送を本当の意味で「録画できる」と言えるのだろうか。画質を劣化させなきゃ保存できないハイビジョン放送に、いかほどの魅力があると言えるのか。
DVDのコピーし放題の現状は確かに問題だが、このCPRMについては正規の出費をした、善良で無知なユーザーにのみ不利益を与えるもので、とうてい許し難い。機器を一揃え買ってからこの現状を知った俺としては、いい面の皮で黙ってはいられないのだ。
そして、そう。デジタル放送だろうがハイビジョンだろうが、コピープロテクトも関係なく複製し放題、完全に元の画質ではないが、ハイビジョンもD3レベルの画質で録画できる方法にたどり着いた。不可能はない。しょせんデジタルデータの完全なコピーガードなど無理な話なのだ。
商品名は控えるが、国内のメーカーがサポートするパソコン用「ハイビジョンキャプチャボード」がたった一つ存在する。ソフトエンコードであるため、定価は28000円程度で、ロットは極度に少ないながら、オクでもそんな無茶な値段にはなっていない。
D3と光デジタルの入力を持っており、横1280ドットで動画のキャプができる。途中にアナログっぽい処理がハード的に入っているようで(私は素人なのでここらはいい加減)、CSSもCPRMも全く関係ない。録画は専用ソフトで、動画形式も独自だが、AviUtilという有名なフリーソフト用のプラグインをメーカーが提供しており、いかなる動画形式にも変換可能だ。
惜しむらくはソフトエンコのため要求されるハードウェアスペックが相当高い。アスロン3800+以上、となっていて、今の私の環境では静止画とお試しレベルの短時間の動画キャプだけで、ソフトが止まってしまう。しかし横1280といえばウチの液晶ディスプレイの横幅めいっぱいだ。静止画でも美しさに驚愕する。
きれいと言っても正確には「元のまま」ではなない、という見解もありそうだが、ハードディスクにはオリジナルが残せるのだし、そもそも取り込んだままのデータはでかすきて、DivXなど高圧縮プロファイルを使わないと今の大容量HDDでも厳しい、ということを考えると、暫定的には十分ではなかろうか。
CPRM破りについては、様々なトライがネット上で紹介されているが、一番オーソドックスな方法は「画像安定装置」を使うものだ。画像安定装置は、ダビングの際の画質劣化を抑えたり、古いビデオテープの画質を向上させてデジタル保存したりするための商品であるはずだ、本来は。しかし画像安定装置と名の付く商品はすべからくCSSなどのコピーガードを除去する機能を持っている。実際の購入者の大半の目的は推して知るべし。
PCを介さずHDDレコーダーから別のレコーダーへ、という場合、上記に紹介した方法よりスマートだろう。HDDレコーダーと、ブルーレイレコーダーを計2台持っている人は、画質も落とさなくて済みそうだ。
しかし、今発売されている画像安定装置は、みんな入出力がS端子だ。Sを通してしまったら、ハイビジョンの画質ってどうなるんだろう。先にキャプチャボードにたどり着いたので調べきってはいないが、あまり期待できそうにない。
それに実は、DVD-MPEG2(720×480)でよければ、私の古いカノープスのキャプチャボードでいともたやすくPCに取り込めるのだ。コピーガードは無効。入力はSだ。最近売られている同社やアイオーなどのキャプチャボードは、「デジタル放送を高画質で」などと宣伝しているが、取り込み解像度はDVD-MPEG2から進歩していない。かつ「コピープロテクトはかかる」と書いてある。事実ならスペックダウンだ。
本当はパソコン向けにハードウェアエンコのハイビジョンキャプチャボードを、各社出したいところだろう。コピーガードの障壁のせいで、ここらのハードメーカーも「デジタル放送特需」にあずかれない。
もう少しマシな方法を考えないと、ハイビジョンもデジタル放送も上滑っていくばかりで、実態が一般消費者に知れ渡ったらかなりの批判に晒されて業界全体のイメージダウン、ひいては経済的な損失にも繋がると思うが……。
※ 私自身は己の意地からこうした知識は身につけて、業界のエゴの犠牲にはならないつもりである。しかしここに書かれていることのいくつかは、法的にはグレーゾーンである(黒ではない。それはソフト提供などの業界側の一方的な主張に過ぎない)。したがって私は、ここに「こういう方法がある」ことは書いているが、私が実際ナニをどうしたか具体的には書いていないし、商品名も明記していない。
ここに書いてあるようなことをやってみたい人は、自己責任においてググるなどして情報やハード、ソフトを入手して、試してみてほしい。
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