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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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事実は小説より……
 ようやく元気が出てきて日々少しずつ部屋を片付けている。ひょんなことから男の子が尋ねて来ないとも限らないしねw
 
 一転して重い話だが、新聞や雑誌記事の切り抜きも、けっこう蓄積されていて、大半は以前の仕事がらみなのだが、児童虐待に関するものもけっこうある。
 不謹慎・異常・病気・変態上等だが、かつてはかわいそうな男の子の虐待記事に萌えていた(無論、当たり前の憤りややるせなさを感じる自分も同居している)。記事は児童虐待に関する厳罰化の流れと、「識者」のそれを批判するコメントからなる。これに対する詳しい考察は、迷ったが表ブログに譲る。
 その記事の虐待の内容。殴る、蹴る、裸にして花火の火を浴びせる、消化剤のガスを使って炎を吹き付ける、水をはった浴槽に沈める……。

 量刑不当で「重くした」判決が懲役2年だそうだ。

 ……意見は表ブログに譲る(笑)。餓死事件は気分が悪くなるだけだったが、俺は正直文字情報だけのこの記事には萌える。そして虐待した父親は俺とは別の意味で病気なのだろう。しかし、他人が六歳の子にこれだけのことをしたら、この量刑はあり得ないと思うが……。

 刑法が改正されて、今までよりも服務囚に面会がしやすくなったそうだ。これまでは肉親や身元引受人以外はなかなか難しかったらしいが。刑務所内の処遇そのものも、再犯防止プログラムや職業訓練など、刑罰よりは囚人の社会復帰と安全な社会の形成を目指すよう漸次改革されるらしい。こうした話が身近だというのも、因果なものだと我ながら思う。無論俺自身は当面檻の中に入る予定はない(笑)。が、確かに監獄で寝て労務に服したとて自分の性癖が変わるとはとうてい思えない。
 この記事の未熟な父親と同様、他人の子どもを殺す性犯罪者にも、やはり必要なのは厳罰ではなく、矯正プログラム? もしくはどうせ無駄だから終身刑? いずれにせよ、肉親と他人でのこの格差が、俺には納得いかないらしい。

 結局意見述べてるじゃねえかw

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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
はじめまして。いつも小説楽しく読ましていただいています。
今の法律って賠償金請求でも、子供が殺されたときの方が、大人が殺されたときよりも請求できる額が少ないじゃないですか。僕としては、未来ある子供は価値があると思うので、日本の法律に違和感感じますね。
虐待もしかりですよね。
2006/06/14(水) 22:54:44 | | Taxi #92c74612a3[ 編集]
コメントどうもです
 法律の話になると話がサイトの趣旨からずれていくんですけど、尊属殺人ははるか昔に消えたはずだし、逃げ場のない我が子への虐待は例えその子が死ななくても「魂の殺人」なんですよね。子を持つ親も大変だし、虐待されて育った親がまたその子をという話もよく聞くので、犯人を吊し上げる必要はないと思うんですが、数年で娑婆に出していいということにはならないと思いますね。
2006/06/14(水) 23:59:45 | | とりさん #576f126bff[ 編集]
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