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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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博士の愛した数式
 「博士の愛した数式」というのを、子役目当てでレンタルした。特に萌えたわけではないが、宣伝WEBではあまりいい画像がなかったので、どんな子か見てみようと。
 映画の内容が極度にくだらなかったので、子役が出るところまで辛抱して、そこから数分でイジェクト。続きを見ることはないだろう。
 数式や数字にはロマンがある。しかしこの映画での扱いのように安っぽくて俗ではない(と俺は思う)。虚数の虚は謙虚の虚とか、あまりのだささに吐き気がする。虚数iは英語圏ではイマジナリーナンバー(たぶん)で、つまり想像上の数ということだろう。日本では実数に対する虚数。実像と虚像のように対をなし、虚には実体はないが実像と同じ姿がある。ただ単に「想像上」と表現するよりはロマンと広がりがあって、iの性質にも通じるものがある。
 優れた数学者があれほど数字のロマンに鈍感であるなら、失望という他はないな。

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