このブログじゃ時事ネタってむしろまれだけど、世間の事情に全く無関心ってわけじゃないのよ。
　朝青龍が、仮病使って巡業さぼってなんとやら、って一連のニュース。俺はもともと顔が嫌いなのでさして気の毒と思わなかったが、そう大騒ぎするほど悪いことかね、とは思っていた。横綱の品格がどうこう、毎日新聞の社説にしたり顔で書いてたやつは首を吊れ。選んだ時からこういうやつなのはわかってたはずで、でも強いから、彼が横綱になれば大相撲盛り上がるから、何とか御しきれるだろうと横綱に上げたのは怒ってる当のトップ連中だ。人気におもねらず品格優先とでも強弁するなら謹慎などにせずクビにしてみやがれ。できないと思っているから朝青龍も増長するのである。

　それはそうと、彼の診断名「神経衰弱」ってなに？　俺も医者ではないので自信を持って断言はできないが、これは鬱病の旧病名で、夏目漱石あたりもこれにかかっていたのだが要するにすでに精神病理学上死語のはずである。なのに鬱病の一歩手前の神経衰弱とか、意味不明。さらに今日のネットニュースみたら、この診断した医者、形成外科で包茎治療専門？　ギャグなのかこれは？　さらに高砂親方いわく「なるべく多くの医師に診てもらった方がいい」。……おいおい、何人かに診せるのはありだけど、継続診療は一人でないとできないぞ。

　何だかだんだん朝青龍が気の毒になってきたかも。

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