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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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ビデ倫強制捜査
 以下引用。

調べによると、制作会社は適切な画像処理をしていないアダルトビデオを販売した疑い。同協会は適切な審査を怠り、通常よりも羞恥(しゅうち)心をあおるような内容のビデオの販売を助けた疑い。

 「通常よりも羞恥心をあおるような内容のビデオ」……通常って何だよ(笑) まったく愚劣滑稽の極みである。
 ビデ倫はそもそも業界の自主規制審査機関の一つであって、法的な執行能力を持っているわけではない。ただしある程度の権威づけをここで行うことによって、司法が一個一個の作品に介入しては表現の自由の幅を狭める、ひいては業界の発展を妨げることを食い止める狙いがある。

 こうした機関に、苦情や意見、やんわりとした圧力とは異なる、「強制捜査」が行われたことは、おそらく日本でははじめてのことで、ゆゆしき事態と言える。

 さらに、とあるDLサービスサイトからのメールの一部

 (自主的な修正などが)徐々に緩やか傾向になってきていることに対して、全体意識が薄められると摘発が起きるという歴史的繰り返しがあります。

 確実な修正を行っていくことで回避できる問題、とこのDLサービスは述べておりまた、ビデ倫捜査の根拠も、被写体、内容うんぬんではなく、

 これまでモザイクが必要だった「ヘア」や、モザイク消しの範囲を狭めるなど、新たな基準を導入

 これが鍵になっているようだ。

 先日述べたばかりの司法のパワー誇示側面をもつわいせつ規制、ここは大人しくうつむいて黙っておくに限る。修正云々から波及して、二次元やフィクションの内容、つまり対象年齢や嗜好の過激さにまでごちゃごちゃ言われるようになったら大変だ。最近やばめだな、ってのはショタイベントですら、俺自身感じていたし、炉系はなんかすごいことになっている。目立ったらやばい。二次元だから、フィクションだからいいじゃん、ってのはこっちの理屈であって、だから。
 

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