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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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女性監禁事件ですか
 「太陽と教室」の時はわざとあの時期狙ったんだったか、ちょっと記憶が定かじゃないけど、WEBで「子ども部屋」連載、今度の本の小説も、それ系のネタ。タイミングがなあ……。
 まあ小学校の教室に乱入とかと違って、女性の監禁、レイプといった事件は、(おそろしいことに)ありふれた事件ではある。うちの生活圏内のマンションで、連続監禁魔が逮捕されたのもここ一年くらいの事件じゃなかったか。

 ついでに言うと「監禁飼育」ネタのAVはありふれている。「コンクリート詰め殺人」を意識したものも一時何本も出たようだ。

 話は変わって、ぐっとまじめなことなんだが。
 驚いたのはこの、犯人の自殺未遂男性、「これまでに強姦(ごうかん)と逮捕監禁容疑などで5回逮捕。このうち2回は実刑判決を受けて服役し、今年5月に出所したばかり」なんだって。何でシャバに出られるのこの人? 日本の刑法どうなってるの?

 性暴力事犯で一度実刑打たれて、出所してまたやらかしたってことは、この人、刑務所に入っても性癖治らなかったし反省もしなかったということ。もう一側面は、刑務所の「更正プログラム」は効果がなかったということ。
 病人を、治ったか治ってないかの診断すらせず退院させる病院もないだろうし、刑務所の役割ってのは何なのか。

 警察があったり、悪いことした人を刑務所に入れるっていうのは、第一義は犯罪者自身のためではなくて、何も悪いことしてない人ができるだけ安心して住める世の中にするっていうことだろう。つまり治安維持。

 人を犯すかもしれない、殺すかもしれないって疑いが極めて強い人を、刑期が済んだからハイ出所では、どうにもならないと思う。
 殺人やレイプについては、少なくとも二度目の実刑ともなれば、出所時に様々な立場の専門家の審査でも経て、ゴーサインが出なければ出所できない、とやっても、まさか「犯罪者にも人権が」とか言い出す人もいないと思う。

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 だいたいろくな更正プログラムも出所後の行政の支援も期待できなければ、一度道を踏み外した人間はますます欲望に忠実な無軌道に駆り立てられると思うし、犯罪者自身にも何らかの痛みがあると考えても、ただ刑期を過ごさせるような、終わったら放り出すような、そんなあり方では、犯罪者もますます不幸になるだけじゃないんだろうか。

 ただし、欧米での、児童に対する性犯罪者の、刑期を終えてからの監視や、インターネットでの情報公開などは、行き過ぎというより異常。あれは多くの人間に忌み嫌われるタイプの人はリンチしていいという発想だ。危険が根深いなら、病院や専門的な施設に拘束ないし半拘束し、矯正プログラムの継続でも義務づけたらいい。だいたいあんな晒し者状態なら終身刑の方がましだ。
 そして異常なまでに刑罰も重い。大人なら痴漢レベルでも、もしくはほとんど合意の上の行為ですらレイプ扱いである。実際の被害者がいないケース(例えば創作物関係)でも犯罪になって捕まったら人生が終わる。

 このヒステリックないじめられ方は、小児性愛者が極端なマイノリティである限り、変わらないし加速するだろう。マジョリティにとても気持ち悪がられる性癖なのだ。ゲイも束になればある程度立場を得たが、実にこれは数と力の問題でしかない。何が正しいのかではなくアメリカが正義でありアメリカに嫌われたり利用されたり隷属させられた国や民族が痛みを味わう構図と同じだ。悪いからとか価値がない人間だからいじめられてるわけじゃないのよ。これは本気。
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コメント
この記事へのコメント
無題
米国はひどいですね。
少年愛解放
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

下記サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E6%84%9B%E8%A7%A3%E6%94%BE

おとり捜査もここまでするかっておもいます。
これはある意味、国家犯罪ではないですか。
2007/09/04(火) 01:05:26 | | レオナ #2ab20a9207[ 編集]
まったく
 カナダもひどいですね。言論すら禁止ですか。狂気です。日本を非難するのはあたらないばかりか、こちらの方が絶対に「まだ」正常に近いです。
 少年愛団体の会議などあるなら、出席したいですね。
2007/09/04(火) 01:14:01 | | とりさん #56114e2947[ 編集]
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