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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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子どもの頃のアニメや漫画
 とりきさんがサイト開設されて、アップされてた年賀状がガンバでした。低学年か幼稚園の頃、たぶん再放送でないものを見ていたと思いますが、もはや設定に関する記憶はおぼろげ。ノロイというイタチかキツネと思われる動物が異様にこわかったです。キャラの元気さに比して色遣いや世界観も妙に暗かった気がしますね。全体として、どんな筋書きだったのかも思い出せませんし、結末も。しかし深く心に刻まれたアニメでした。

 ショタには直接関係ないですが、同人やネットホリックにはもともとオタク系であった人間が多いようです。僕は違いました。もちろんこれは、オタクを軽蔑してるとか嫌ってるとかではなく、純粋に違ったということです。
 ガンダムとガンプラについては、一次ブームの頃小学校中高学年で、エヴァはたぶん、大学くらいじゃないかと思います。ガンダムについては流行ってるのを知ってた程度、エヴァは存在すら知りませんでした。B○YSFACT○RYの少年絵柄が、このアニメのキャラをベースにしてるらしいと知って、調べてたどり着いたくらいのもんです。

 でも、特に小学校の頃は、好きな漫画、アニメ、特撮なんてのはあって、あってというか、そういうものがとても好きでした。
 仮面ライダーやウルトラマン第一期は、たぶんリアルタイムです。スカイライダーやウルトラマン80で、ちょうどこっちも成長してきてるのもあって、これまでだな(笑)と思ったのも思い出です。タイムボカンシリーズもヤットデタマンを二話見たあたりで卒業しました(笑)

 ギャグマンガではマカロニほうれん荘が金字塔であり、ちょうど小学校高学年の頃、テレビで長期放映された銀河鉄道999は、今でも自分の中での最高の作品ですね。漫画とTVです。映画はダメです。鉄郎の絵柄が変わっていることと、勝手に「青春映画」にして鉄郎の年齢を5歳も上げてしまっていますからね。思春期の入り口の十歳で母親を殺されて天涯孤独になったからこその、永遠の母性メーテルじゃないですか。あの顔で(笑)いざというときには会ったばかりの赤の他人のためにも命を賭け、至高の名銃の使い手だからいいんですよ。

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 なんてこだわりは、オタクそのものですが、リアルタイムではまってる小学生のことはそうは呼ばないし、今の僕くらいの世代以下って、漫画かテレビ番組で、一つくらいはそのくらいの思い入れあるもの、あると思うんですよ。

 ところが。
 最近は、どうですかね。ショタでオタクな方々と違い、僕は子ども向けアニメを見続けていません。気まぐれでヒヲウ戦記をほとんど観たくらいかな。デジモンもポケモンも絵柄は見たことあるレベルです。
 これらの中で、本当に子どもの心に深い印象を刻んで、大人になっても思い出すようなもの、どのくらいあるのかな。
 新作がどんどん作られるウルトラマンや仮面ライダーもそうなんですが、要するに我々第一期作品のファンがクリエイターそのものになって、ファンアートとして作ってるような、子ども向けが表向きの看板に過ぎないは言い過ぎにしても、メインターゲットは大人であるような、そんな作品が、多数派なような気がするんですよね。

 これはやはり、「オタクの自己満足」ではないのか、と思う一方で、媚びるなかれ自分の子ども時代の夢やあこがれ、悲しみや痛みを反映したフィクションを作ればいい、今時の子どもの心を、一生懸命知ろうとしなくても、と、考えた場合、ウルトラマンや仮面ライダーの世界に入って、彼らヒーローと一緒に戦うことこそ僕らの夢だったではないか、つまり特撮・漫画・アニメオタクの心理こそ、我らの子ども時代の夢そのものであって、今作られる作品にいかんなくその夢が注ぎ込まれているのではないかとも、思えるのです。
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