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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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2chとかゆとり世代とか
 むむ。でかけなきゃならんというのに、風邪引きなのに雨か……。
 まあ帰宅してがっつり寝たら、少しマシになったかな。

 ここ数日、どうもイベント開催に多少の暗雲がたれ込めてる気がするので、2chを含めて情報収集している。

 あの世界には「釣り」という行為があるそうで、とんでもなくバカなこと書いてても、本気とは限らない。またコテハンであろうとなかろうと、他人が誰かを騙ることは珍しくない。情報源として貴重でも、雑音が多すぎる感は、否めない。

 2chでは基本匿名であるだけではなく、口調や、他人を貶めるパターン、さらに思想に至るまである種のステロタイプが支配している。知性もモラルも地の底以下のステロタイプである。

 これを、どう考えたらいいのかが、ちょっとわからないのだ。

 「さすがゆとりだな」とか、己自身が思考停止してるとしか思えない言葉を、どの程度の人間が、本気で書いてるんだろうか?
 同じ人間が何度でも別人になってカキコできる世界で、利用者のどの程度が低劣プチ右翼に染まっていて、刺激的な犯罪が起こると個人情報暴きに熱中する狂った暇人は、何人いるんだろうか。

 あそこを読んでると不愉快になってイライラしてくる俺というのは、マジになりすぎなのか? そうだとしてもあれ、効用に対する必然的な副作用と思えないんだよな。
 つまり、あれが匿名になったときの人間の本性だというのは、誤りではないかと思うのだ。日本人的というべきか、よそでもそうなのかわからないが、あそこはあそこで、少数の支配者によって煽られ、コントロールされた大衆が、「右へ倣え」で2chステロタイプに染められているのであって、実は無法地帯でも、まして自由でもない世界じゃないかなと。

 だとすりゃ、自民党よりも朝日新聞よりも下等な権力だよな。少なくとも俺には、合わなすぎるな。
 政党ともマスコミとも、いくら欠点があっても全否定でつきあいをなくすわけにはいかないわけだから、2chともそうでないといけないんだろうな。ネットに過度な期待をしすぎていたのだろうか。

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