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CUTEむけの新刊、「戦場リポートVol.4 彗星墜つ」。すでに本文は95%仕上がっていまして、これは表紙案です。カラーに挑戦。ちょっとタイトル文字が、元々は黒で、うるさすぎるので何人かの方にご意見いただきながらいじり中。あおりと導入ストーリーがありますが、携帯だと読めないと思うのでここにも。
舞台は1970年代、南米。軍事政権下の某国。
民主化運動の思想的支柱として、民衆の声望を集める男ルベルト・エスキベルは、軍事政権にとって、口の中のできもののようにわずらわしい存在だった。
収容施設にて今日もルベルトが対峙する男は、国家保安局次長バビエル。多数の非戦闘員の市民の死と失踪に、直接関わってきた残忍な司令官だった。
米欧リベラルマスコミの動静を懸念するバビエルは、ルベルトを憎悪する将軍バルデスの意向を抑え、ルベルトの処刑を回避しながら、八方手を尽くして彼の活動を制限してきた。
だがこの日は違った。奸智の男バビエルが勝負のカードを切る。
マジックミラーの向こうの尋問室に現れたのは、屈強の警吏に牽かれた幼い白人の少年、他ならぬルベルトの一人息子、十二歳のアンヘルだったのだ。
鏡一枚を隔てた部屋で、苛烈な拷問に耐える一人息子の、傷ついてく裸体と、スピーカーから聞こえる悲痛な苦悶の声。ルベルトは怒り狂い、悶え苦しむ。
少年としては非常に気丈なアンヘルも、次第に気力も体力も失っていくようだった。
だがバビエルの悪魔の意図は、この時点ではまだ少しも明らかにされていなかったのである。
そうだ、私はしっていた
大衆の熱狂と権力者達のエゴが、
天使の羽根をむしり取る
このあと、まあ以前漏らした通り、親子どんぶりに展開します(笑)
お好きな方はぜひにw
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この記事へのコメント
物すごーく好きです、親子どんぶり!w
父親がどんな風に、息子に対し欲情を抱いていくのか楽しみです!
父親がどんな風に、息子に対し欲情を抱いていくのか楽しみです!
2008/02/23(土) 01:11:16 | | すぱあく #99b546fa7a[ 編集]
お楽しみに(笑)
マジックミラーを介した監視室から、拷問を見せつけるというのが、一つの妙味というか、ねらったアイデアですね。あとはバビエルという男の曲線のキャラクターでしょうか。ちょっと少年漫画的ですが陰険です(笑) 趣味が合うかどうかが問題で、合う人にはいけるできだと思うんで、よろしく。
マジックミラーを介した監視室から、拷問を見せつけるというのが、一つの妙味というか、ねらったアイデアですね。あとはバビエルという男の曲線のキャラクターでしょうか。ちょっと少年漫画的ですが陰険です(笑) 趣味が合うかどうかが問題で、合う人にはいけるできだと思うんで、よろしく。
2008/02/23(土) 01:22:34 | | とりさん #5611fda99b[ 編集]