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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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P.T.S.D.Vol.3 Crystal Silence 紙媒体本通販開始!
 えー、子ども部屋のお絵かきがちょっと煮詰まってたりもあって、通販準備もできちゃいました。

 携帯版紹介ページはこちら

 カートでは画像など見ながら、簡易フォームは省パケ重視で注文できます。

 ちょっとだけつっこんで内容を紹介しますが、まあ大事件を起こして本人には正体不明の施設に拘禁されている13歳の少年が、過去を振り返り事件に至るまでを手記として記す、という形で、大学ノートへの手記という体裁をとるので横書きの左綴じ、B5という少々変則なスタイルとなっております。

 健全な価値を嘲笑する、孤独と存在感のはかなさに苛まれる、様々な意味で資質としては恵まれていなかったはずの隼くんという愛らしく無垢な少年への愛と嫉妬……みたいなのを、書くけど見てうれしがるやつが見る前に、全部消しゴムで消してやるんだ、ど最初に宣言して書き始めます。

 実際にあった方のあの事件の、心理学者や精神科医の分析が進んだ時、「性的サディズム」なる言葉が出てきましたが、僕は少年Aから被害児への一方的な同性愛感情は確実に存在したと考えています。そして知恵遅れであった被害児が、特に低学年の頃、少年Aが「その手」のアプローチをしてきたら、どうなったかな、とか考えた時、展開としてはもう、「いろいろあった」と考える方が自然なんですよね。
 そこは隠されてる。そしてそれはやむを得ないかもしれないが、本来そこをかわしたら本質に迫ることは不可能なんですよね。○台だったかの愚にもつかない分析が、もてはやさりたりもありましたが、ずっと鼻で笑っていました。

 もっとも僕らに与えられた情報は、しょせんマスコミが提出したフィルタつきのごくわずかなものに過ぎません。それでもいろいろ考えましたね。この小説の着想の芽は、そんな過去からあったのです。与えられた情報がわずかなのですから、まっとうな分析を行うなど不遜、事件の被害児、関係者にも失礼です。だからこれは完全創作です。

 自己韜晦、隼君への性的悪戯、動物虐待や奇行への傾斜、そして凶行へ、という流れが少年の手記として描かれます。
 「凶行」の部分については、実写映像だったら俺でも吐くな(笑)、っていうくらい強烈なんで、好きな方にはいいですが、文章でビジョンがありあり浮かぶ人にはちょっと勧められません。性的悪戯の部分は背徳的にエロくて、僕自身かなり好きなんですがね(笑)

 で、絵ですが、しょせん僕のラフってことは置いといて、二枚とも(さらに表紙も)その、性的悪戯のところから持ってきてるんで、グロ絵はないです。
 実は僕、鬼畜系最右翼の扱いをされていますが(笑)、絵でもスカとグロはちょっと苦手なんです。切断絵の無残さとか、萌えることもあるんですが、切断面がカラーで丁寧に描いてあったりするとひいちゃうんですよね。なので残酷場面の絵は描きませんでした。

 読み手を選ぶとは思いますが、気合いの自信作です。あと、まじめに文学ぽいテーマ込めて書いたとか前書きにありますが、性的悪戯のシーンはしっかりエロいです(笑) ご興味を抱かれましたらぜひに。


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追記

 ギュッと!とかいう(ダウンロード販売)サイトから頻繁に作品登録依頼がきてたんだけど、どうも片っ端から中身みないでメールしてるっぽいのと、「女性向け同人」も「ショタ」もラインナップがスケスケでマンスリーランキングベスト「10」に一本しか作品ないとかいう状態で見送っていました。

 今回P.T.S.D. Vol.3 Crystal Silenceご指定で登録しませんかときたわけだがw
 いいのかオメーと思わずにいられない(笑)

 ま、それはともかく女性向け作品数、少しは増えていたんで、「夜想」を登録してみました。審査は二時間、発売日決定まで十五分。いっぺんにやれよ(笑) 明日発売だそうです。発売になったらリンク張ります。
 んで、順次デジケあたりで完全に売り上げ止まってるものを。そして無間などの危険物を(だって無間も「登録しませんか」ってきたんだぜw)、登録します。
 市場が飽和してるんであまり期待はしていませんが、新規掘り起こしに繋がればなによりだし、手間はたいしたことないんでね、
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