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例によって「宣伝のために作られたニュース」の中で、ポニョの歌が売れそうだの売れてるのというのがあって、その中で、もう19日の段階で公開されているというので、じゃ、平日の21日に観に行こう、混んでるのいやだし、とか考えた俺。夏休みとはいえ、平日の日中なら親は休みじゃないから混まないだろう。
……21日祝日じゃねえか。世捨て人を実感しました。
案の定駐車場は満車でしたが、普段の立体駐車場がそれなので、いつも車を入れない場所を開放して車を入れていて、駐車券発行できないんでタダだったので、むしろラッキー。劇場も混んでいましたが、2:40の回のを12:30から列んでなのでもちろん買えたし、買ったら飯食って時間調整。特にストレスもなく。
さて内容ですが、非常に満足でした。路線はトトロなどと同じで、小さな世界での小さな出来事のファンタジーで、戦争も世界の危機も関係ありません。小さな子どもから大人まで楽しめる内容です。
で、トトロ路線の宮崎作品は、僕は普通金出してまでは観に行きません。
動機は、主人公が「普通の男の子」であることと、声をやってるのがわりとごひいきの子役の土井洋輝君だからです(笑)
そんな萌え要素はとりあえずおいといて、オリジナリティあふれるファンタジーの世界と、現代的で、リアルなようなちょっと違うような、核家族の姿。父と母をファーストネームで呼ぶ五歳の男の子、船乗りの父との、サーチライトを使ったモールス通信、大きくなったおもちゃの舟に乗って、お母さんを探しにいく宗介とポニョ。プロパンガスや自家発電が、天災の際、力を発揮する……。
世代を超えて楽しめる絵本の世界や、僕世代のノスタルジーや、ごくごく現代的な、核家族、老人ホームのお年寄り、過去も現在も否定されるものでも嘆かれるのでもなく、描き込まれています。
作画については、実際にセルに絵の具で色を塗っているかどうかは別にして、そのような手法の延長線上の、しかも新しくオリジナリティのある表現に到達しています。CGは使っているかもしれませんが、CG技術がなくてもできる範囲の表現にしか使われていないのではないでしょうか。
僕はファイティングニモだとかディズニーなどのフルCGアニメを完全に評価しません(0点です)が、CGに全く可能性がないと思ってるわけではありません。プロダクションIGなどはかなりうまく使っていると思いますしね。
しかしあの公開オナニー(自己満足のあけっぴろげ)でしかないアメリカ産CGアニメに比べ、地に足の着いた素晴らしいアートを相変わらずやってくれていて、彼がいくらこれで最後といっても、まだなんかしてくれないかな、と宮崎さんには期待しますね。
↑試しに描いてみたんだが寝姿だと目は閉じてるし髪型以外普段の俺のオリキャラとかわんねえw さらに練習するかは未定。
ちなみに僕の宮崎アニメベスト3は
天空の城ラピュタ
カリオストロの城
千と千尋の神隠し
です。
一個一個、本が一冊書けるぐらい書くことはあるんでしょうが、
ラピュタは、ジャンルをどう呼べばいいのかわかりませんが、少年冒険活劇ものとでも言いましょうか、そういう創作物の今やバイブルと言えます。これを超えるものは、未だみかけず、同じ路線ではもう超えるものは創り得ないでしょう。
パズーが孤児であって、働きながらひとり暮らしをして自活している少年であるという設定も、ショタコンでない人には忘れられがちですが、重要なポイントです。彼の見せる勇気や優しさがひときわ輝くのは、そうした背景あればこそなんですよね。
カリオストロの城は、ルパンシリーズと呼ぶにも宮崎アニメと呼ぶにも、難しいところがありますが、これまた冒険活劇ロマンとして、こんな面白い映画はまたとないです。時計塔の死闘シーンは、後のアニメ、実写、ゲームそこらじゅうで取り入れられていますね。公開当時は映像のレベルも他より二、三歩抜き出たものあがあったと記憶しています。
千と千尋の神隠し。
いくつかの作品が、どうしてもナウシカやラピュタの世界を大きく抜け出したものでなかったのに対して、この作品はその殻をぶち破ったオリジナルの世界観、映像美で圧倒します。主人公のキャラや背景にあるテーマも「働くこと、生きること」にシフトしていて、「自然との調和や科学技術」とは全く違ったものになっています。僕が嫌いな、いくつかの宮崎アニメの特徴「悪や敵がはっきりしない」という弱点を差し引いても、三本あげるならこれを入れたいと思います。
あと興行的にはよかったらしい「もののけ姫」あたりは、暗い上に物語の焦点が最後まで見えず、モヤモヤしてちっとも楽しくない映画でした。敵がはっきりしない欠点が露骨に出ていましたね。ナウシカはよかったんですが、原作をたぶん、二時間半やそこらではこなし切れていないようで、ダイジェストみたいな物足りなさがありますね。キャラに入り込めない。映像美と世界観については、あれこそ(今や初期作品でありながら)宮崎アニメの集大成なのですが。
さて、はしょっても長くなってしまったぜ。
デジぱれにて「子ども部屋」委託開始-。
通販も自前ダウンロード販売も、よろしくー。
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……21日祝日じゃねえか。世捨て人を実感しました。
案の定駐車場は満車でしたが、普段の立体駐車場がそれなので、いつも車を入れない場所を開放して車を入れていて、駐車券発行できないんでタダだったので、むしろラッキー。劇場も混んでいましたが、2:40の回のを12:30から列んでなのでもちろん買えたし、買ったら飯食って時間調整。特にストレスもなく。
さて内容ですが、非常に満足でした。路線はトトロなどと同じで、小さな世界での小さな出来事のファンタジーで、戦争も世界の危機も関係ありません。小さな子どもから大人まで楽しめる内容です。
で、トトロ路線の宮崎作品は、僕は普通金出してまでは観に行きません。
動機は、主人公が「普通の男の子」であることと、声をやってるのがわりとごひいきの子役の土井洋輝君だからです(笑)
そんな萌え要素はとりあえずおいといて、オリジナリティあふれるファンタジーの世界と、現代的で、リアルなようなちょっと違うような、核家族の姿。父と母をファーストネームで呼ぶ五歳の男の子、船乗りの父との、サーチライトを使ったモールス通信、大きくなったおもちゃの舟に乗って、お母さんを探しにいく宗介とポニョ。プロパンガスや自家発電が、天災の際、力を発揮する……。
世代を超えて楽しめる絵本の世界や、僕世代のノスタルジーや、ごくごく現代的な、核家族、老人ホームのお年寄り、過去も現在も否定されるものでも嘆かれるのでもなく、描き込まれています。
作画については、実際にセルに絵の具で色を塗っているかどうかは別にして、そのような手法の延長線上の、しかも新しくオリジナリティのある表現に到達しています。CGは使っているかもしれませんが、CG技術がなくてもできる範囲の表現にしか使われていないのではないでしょうか。
僕はファイティングニモだとかディズニーなどのフルCGアニメを完全に評価しません(0点です)が、CGに全く可能性がないと思ってるわけではありません。プロダクションIGなどはかなりうまく使っていると思いますしね。
しかしあの公開オナニー(自己満足のあけっぴろげ)でしかないアメリカ産CGアニメに比べ、地に足の着いた素晴らしいアートを相変わらずやってくれていて、彼がいくらこれで最後といっても、まだなんかしてくれないかな、と宮崎さんには期待しますね。
↑試しに描いてみたんだが寝姿だと目は閉じてるし髪型以外普段の俺のオリキャラとかわんねえw さらに練習するかは未定。
ちなみに僕の宮崎アニメベスト3は
天空の城ラピュタ
カリオストロの城
千と千尋の神隠し
です。
一個一個、本が一冊書けるぐらい書くことはあるんでしょうが、
ラピュタは、ジャンルをどう呼べばいいのかわかりませんが、少年冒険活劇ものとでも言いましょうか、そういう創作物の今やバイブルと言えます。これを超えるものは、未だみかけず、同じ路線ではもう超えるものは創り得ないでしょう。
パズーが孤児であって、働きながらひとり暮らしをして自活している少年であるという設定も、ショタコンでない人には忘れられがちですが、重要なポイントです。彼の見せる勇気や優しさがひときわ輝くのは、そうした背景あればこそなんですよね。
カリオストロの城は、ルパンシリーズと呼ぶにも宮崎アニメと呼ぶにも、難しいところがありますが、これまた冒険活劇ロマンとして、こんな面白い映画はまたとないです。時計塔の死闘シーンは、後のアニメ、実写、ゲームそこらじゅうで取り入れられていますね。公開当時は映像のレベルも他より二、三歩抜き出たものあがあったと記憶しています。
千と千尋の神隠し。
いくつかの作品が、どうしてもナウシカやラピュタの世界を大きく抜け出したものでなかったのに対して、この作品はその殻をぶち破ったオリジナルの世界観、映像美で圧倒します。主人公のキャラや背景にあるテーマも「働くこと、生きること」にシフトしていて、「自然との調和や科学技術」とは全く違ったものになっています。僕が嫌いな、いくつかの宮崎アニメの特徴「悪や敵がはっきりしない」という弱点を差し引いても、三本あげるならこれを入れたいと思います。
あと興行的にはよかったらしい「もののけ姫」あたりは、暗い上に物語の焦点が最後まで見えず、モヤモヤしてちっとも楽しくない映画でした。敵がはっきりしない欠点が露骨に出ていましたね。ナウシカはよかったんですが、原作をたぶん、二時間半やそこらではこなし切れていないようで、ダイジェストみたいな物足りなさがありますね。キャラに入り込めない。映像美と世界観については、あれこそ(今や初期作品でありながら)宮崎アニメの集大成なのですが。
さて、はしょっても長くなってしまったぜ。
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