精神的にちょっと疲れてますと先日書きましたが、つれて体調もイマイチで、眠気とだるさが日中いっぱいひどい。従って何も手につかない（といいつつ少しずつはやりますが本当に効率が悪い）、という感じのこの数日です。

　でまあ、そういう時だからこそ、ぼーっとビデオの視聴なんかに向いてるってことで、マルコ君を久しぶりに三本ほど見ました。中身をご記憶の方は、インディオの男の子が出てくるあたり、と言えばおわかりでしょう。
　スタート当時8歳くらいの設定だったマルコ君は顔つきも中身もしっかりしてきていますが、さすがにうちひしがれてきている感じは否めません（笑）　見ててつらくなってきます。

　マルコ君は、外見がおぼっちゃんおぼっちゃんしていて、基本礼儀正しく、また働き者なのですが、一方実は激情家で、すぐに泣いたり笑ったり時には人に当たったり、勢いで自分に損になるようなことを言ってみたりしてみたり、売られれば殴り合いのけんかもする。また幼く家族といる頃は、背伸びばかりしようとしてみたり、と、その人間くさく本当に「男の子」って感じの人物造型がたまらなく魅力的です。
　何らかの「主人公タイプ」に当てはまらない、この子だけの個性ってのがあり、物語のおそらく二年程度の間（序盤の一気に時間が経つあたりを入れるともう少し）に、人との関わりや試練や喜びの中で、実に自然に成長が描かれていますね。
　こりゃもう、文学ですよ。「世界名作劇場」なんだからそりゃそうでしょ、でしょうが、つまりは原作はぺらぺらの、少なくとも和訳されたものはあらすじメモレベルでしかなく小説とは呼べない、しかもテーマは愛国少年であって、人間の成長劇なんか書く気もその力もない人の手の作品です。
　ですから日本のこのアニメの制作スタッフの渾身の作、会心の一撃と思えるわけです。あと十話ほどですが、ちょっとずつ終わるのが寂しくなってくる感じですね。でももう一やま苦労させられそうなマルコ君です。スタッフは相当なSでもありますなｗ

■更新
　藤々さんから、最近いただいておえびにアップしたイラストを、SECRET GALLERYのスライドショーに追加しました。またさらに二枚いただいていますので、順次こちらはまず、おえびにアップさせていただきます。

■iPhone
　どうでもいい方ごめんなさいｗ　最近ハマっていまして。
　iPhoneは、ブラウザsafariでPDFを見ることができます。けっこう軽快です。でもオフラインで見たいですよね。子ども部屋みたいなでかいファイルは、WEBアップロードしても重すぎて無理みたいですし。ストレージとしてデータをアップする方法はわかったんですが。
　その機能が標準ではなくて、サードパーティのアプリではあるんです。Jail Breakすれば入れられるんですが、今のところ2.0ファームに対応していないのか、（インストーラーでは入れられないんで）SCPで転送して、パーミッション設定して、とか手順にやってみても、アプリのアイコンが出るのみでタップしてもすぐにメニューに戻ってしまいます。うーん。行き詰まると頼りが英語サイトで、これが厳しいんだよな。
　まあ一、二ヶ月待てば、アプリ側のバージョンアップも、日本の高スキルな方のブログ記事も更新されるでしょうから気が向いたらチャレンジしながら待ちます。
　safariにパッチを当てて、file://で中身を見られるようにする手もあるんですが、これも2.0未対応みたいです（泣）
　あとの手は、iphoneにサーバーソフトを入れることですね。こうしてwebサーバーにアクセスする感覚でsafariで表示する。高度すぎてまだちょっと実験できてません。

■イベント
　CUTE公式サイトは、今後の見通しをざっとアップしていますね。こうでなくっちゃね。きっちりやれるってところを見せてもらってこそ、サークルも一般も安心できて、数的にも集まるし、次回以降にも繋がると思います。でもぎりちょんなんだよなあ。もう二週間動きが早ければとは思います。

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