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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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アンケート結果を受けて③:少年キャラランキング
 途中から結果は見えてたんだけど、驚きのリトルホーネットのコンビ。要因は作品の人気度と同じかな。あとは、少年同士のカップリングってのが、俺の作品では実は珍しくて、14歳と10歳っていう兄弟萌えを刺激する組み合わせだったことがあるかも。複数投票アリだから、たぶんペアで投票した人が多いと思う。実際ずっと「仲良く」同票でトップ走ってたし。客層の変化を感じるワンツーフィニッシュだった。
 
 三位は御堂から、事前のお客さんの反応から予想してた通り、将大君。当初構想ではほんの脇役ながら、人気があったので、もともとあった裏設定を引っ張り出してキャラに肉付けした。俺自身がひそかに大好きなキャラで(モデルにした子が本当にいい子だった)、おそらく王道的なキャラでない彼が評価されたのは嬉しいところ。

 四位は夜想から太郎。救いようのない不幸の中で輝く少年。俺の少年キャラの原型かな。実は連載当初は気の強い鉄哉の方が断然人気があった。彼も六位で、俺の原点的作品を根強く支持してくださってる層がいらっしゃるということかな。

 御堂のキャラはコミック的にわかりやすい描きわけを心がけている上、そこそこ出番のある主軸少年キャラだけで四人もいる。分散した四人分プラスマイナーキャラ分も合わせると、総合的な得票ではLHのコンビを上回るかな。四人の中で、典型的主人公キャラの純也君が一番下なのは、俺のサイトならではなのかな(笑)。やっぱ、俺にとっては描くのが苦手なキャラだったか。大方の人が予想してたであろう裕とのエロもなかったりで。しかし彼は将大とともに同性愛には傾斜させたくないキャラだったんだよね。作者としては。一方亮平の健闘は意外で、これは後半の「成長」ぶりと、もしかしたら、お客さんの中に彼のようなかっとうを感じてきた人がけっこういて、共感を呼んだのかも、とか思った。裕君は、もう俺の中での「かわいい子」の典型で、すごくイイ(笑)けど、ある意味他の小説の子とかぶっちゃう。俺自身の好みで言えば、四人の中で一人を選ぶとすれば、将大と裕ですごく迷って、将大に一票投じるかも。
 で、御堂のマイナーキャラで、マイナーとは言えないほどの票を集めた涌坂少年期。きれいどころじゃない(笑)、やんちゃ、寂しがり屋、不幸、根は繊細で優しい、とか、丹精込めて過去を構成した。詳しくは別の項で述べたいけど、彼の少年時代の風俗、性格、大人になってからの彼の有り様ってのは、実は俺に一番近い(俺もきれいどころじゃないしw)。だから「共感」ってなると、俺も御堂では彼を選ぶ。この辺の思い入れが伝わったのは嬉しい。

 そして、リョウ君。この子も思い入れあるんだよな。コメントで椎名とともに「代えのきかない最強コンビ」と書いて下さった方もおられた。俺が実際に出会った子の何人かをモデルに作り上げた、翳りのある、リアルな存在感と輝ける少年性を持った子。俺のイメージの中ではそんなにきれいどころじゃない。むしろ凡庸で目立たない子、ね。俺自身がたまらなく(また)出会いたい子なんだけど、同じように感じる少年愛の方がたくさんいると知って、連載当時勇気づけられたものだ。

 以下は、ちょっときりがないので、略。

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