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ブログの横なんかで活躍しております広告の軸は、有名なGoogleAdsenseですが、この広告、自分で何かを選ぶというのではなくて、「コンテンツマッチング」という手法により、サイトの中身のテキスト情報を解析し、関連する広告を表示するというものです。
現にさっき、このブログをチェックしたら「滲出性中耳炎がなんたら」って広告がきっちり出ていますし、同人誌印刷屋さんもよく出ます。
しかし、俗にクローラー(インターネットをクロールで泳ぐんですな)と呼ばれるロボット君は、お金を産むように膨大なデータベースを作り上げ、適切な広告を出そうとするものの、感情はないし、特に商売抜きの文章、語句には弱いです。小説にも弱い。「児童虐待」って言葉が出てきても、それと戦おうとする正義の意図をもって書かれてるとは限らないのがネットなわけです。
特にうちのようなアングラサイトですと、もう笑っちゃうしかないすごいのがちょくちょく出ます。
「子ども部屋」の広告にインテリアや学習ドリルはまだしも「人が食べてもおいしいドッグフード」「防音壁なら当社におまかせ」……実践しろってか(笑)
「少年の街」では、「世界の子ども達のためにできること」w どっかのNGOです。
そういや、年末って、募金の類の立ちんぼも増えますね。今日も通院だったのですが、駅の近くでYM○Aのかわいい男の子たちが、「アジアの子ども達のために募金をお願いしまーす」。また別のところでは、無料ケーキバイキングの案内を配ってる子らもいまして、もちろん男児からチラシをもらいましたが、見たら「○福の科学」主催ってことで萎え萎えです。ただし不気味な笑顔は大人だけで、子どもはいかにも面倒くさそうだったのでまだ救われましたが。無料バイキングなら別のものを振る舞って欲しかったですね。振る舞ってくれたら入信します。一ヶ月だけ。
ところで、僕はある時期から(安定収入ある頃からです)、一切募金はしてません。講演を聴いてちょっと心に響いた中村哲さんのペシャワール会のカレンダーは買いましたがね。
某日本ユニセフは言わずもがなですが、本家ユ○セフも、あらゆるNGOも、看板の美しさに誤魔化されてはいけません。
学校がいくつ建った、ワクチンがどれだけ買えた。立派なことです。中にはそういう具体的成果すら説明せず美辞麗句で金を集めているところもありますから、事業の成果をきちんと数字で出しているところは、はるかにマシです。
しかし、よく調べましたか。募金された金のうち、どのくらいのパーセンテージが、本当に発展途上国の教育や子どもの生命や産業の発展のために使われたか。
常勤職員も食わねばならない。飛行機で飛ばねばならない。そこにどれだけのコストが消え、本当に無駄がないか、確認したでしょうか。
これらをきちんと自ら説明する団体は非常に稀です。本来絶対的な説明責任があるのに、出資者が調べないとまずわからない馬鹿げた仕組みです。ほとんどの団体で少なくとも50%以上は職員と団体自身のために消えているのです。
そして、学校や橋は、そこで内戦が起こればせっかく作っても無駄になります。食い物なんて食べた先からもうない。一、二週間援助が途切れたらそれまで食べ物をつぎ込んでもみんな死ぬのです。
かつての戦後日本は世界最貧国の一つでした。ほんの短い間。敵国であったアメリカも含め、医療や食料の援助があり、それには確実に意味があったわけです。
あらゆるNGOが、かつての日本支援と同じくらい価値ある活動をしているでしょうか。庶民がなけなしの小遣いの一部をつぎ込んだり、子どもの無償労働を利用するだけのことをしているでしょうか。
グローバルな視点での、極度の格差、貧困、紛争の誘発のメカニズムを、破壊するというか、もっと優れたシステムに作り変えない限り、一時的な地震などの災害地への支援を除いて、貧困への物理的手当はほとんど無意味です。搾取する側の筆頭者がNGOの主宰だったりする偽善です。NGOの幹部がいいスーツ着ていたら、百円玉のかわりに石を投げてあげましょう。
ありゃ、タイトルと無縁のオカタイ話。でも経済大混乱の年の瀬にはちょっとふさわしいかな。
携帯の方、藤々さんのイラストについで久々に写真をアップ。Flickrではガイジンさんウケがかなりよい一枚です。もちろんオリジナルです。
あ、そういえば「子どもの写真サイトに載せるのはいいんですか。へたをすると犯罪になりませんか」というおバカなメッセージを以前メールフォームでいただいたのでついでだからお答えしておきます。
「いいです。なりません」以上。
これが違法だとか言われたら、スタジオでモデルを撮る以外の、市井の人の自然な姿を撮るプロ及びアマチュアの写真家は活動不能になります。
伝統的祭事や競技会は公開されており、当然撮影は盗撮などの部類に入りません。被写体の知らぬところでいきいきとした姿を撮ることこそ、こうした機会の撮影の狙いとなるでしょう。
プライバシーに関しては、名札やゼッケン、その子の家や学校が特定できるようなものが写りこんでいなければよろしい。
肖像権については、本人及び本人が子どもならその親権者のみが、その権利を主張できます。
ですので、もしうちのギャラリーに載ってる写真の子や親が、「こんなサイトに載せるのはやめてくれ」とクレームすれば、そこではじめて、僕は画像をおろします。おろさない場合、問題が生じますが、あくまで民事上です。あらゆる意味で「犯罪」を構成する可能性すらないのです。
アングラなサイトだからって何か文句の一つもつければこっちがへこむと思うなよ、というのと、不快感という感情と正義や悪という価値判断を履き違えるなよ、と、何回言ってもわからない人だらけと思いつつ、たまに言っておきます。
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↑これ買いました。やばい金使いすぎw
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しかし、俗にクローラー(インターネットをクロールで泳ぐんですな)と呼ばれるロボット君は、お金を産むように膨大なデータベースを作り上げ、適切な広告を出そうとするものの、感情はないし、特に商売抜きの文章、語句には弱いです。小説にも弱い。「児童虐待」って言葉が出てきても、それと戦おうとする正義の意図をもって書かれてるとは限らないのがネットなわけです。
特にうちのようなアングラサイトですと、もう笑っちゃうしかないすごいのがちょくちょく出ます。
「子ども部屋」の広告にインテリアや学習ドリルはまだしも「人が食べてもおいしいドッグフード」「防音壁なら当社におまかせ」……実践しろってか(笑)
「少年の街」では、「世界の子ども達のためにできること」w どっかのNGOです。
そういや、年末って、募金の類の立ちんぼも増えますね。今日も通院だったのですが、駅の近くでYM○Aのかわいい男の子たちが、「アジアの子ども達のために募金をお願いしまーす」。また別のところでは、無料ケーキバイキングの案内を配ってる子らもいまして、もちろん男児からチラシをもらいましたが、見たら「○福の科学」主催ってことで萎え萎えです。ただし不気味な笑顔は大人だけで、子どもはいかにも面倒くさそうだったのでまだ救われましたが。無料バイキングなら別のものを振る舞って欲しかったですね。振る舞ってくれたら入信します。一ヶ月だけ。
ところで、僕はある時期から(安定収入ある頃からです)、一切募金はしてません。講演を聴いてちょっと心に響いた中村哲さんのペシャワール会のカレンダーは買いましたがね。
某日本ユニセフは言わずもがなですが、本家ユ○セフも、あらゆるNGOも、看板の美しさに誤魔化されてはいけません。
学校がいくつ建った、ワクチンがどれだけ買えた。立派なことです。中にはそういう具体的成果すら説明せず美辞麗句で金を集めているところもありますから、事業の成果をきちんと数字で出しているところは、はるかにマシです。
しかし、よく調べましたか。募金された金のうち、どのくらいのパーセンテージが、本当に発展途上国の教育や子どもの生命や産業の発展のために使われたか。
常勤職員も食わねばならない。飛行機で飛ばねばならない。そこにどれだけのコストが消え、本当に無駄がないか、確認したでしょうか。
これらをきちんと自ら説明する団体は非常に稀です。本来絶対的な説明責任があるのに、出資者が調べないとまずわからない馬鹿げた仕組みです。ほとんどの団体で少なくとも50%以上は職員と団体自身のために消えているのです。
そして、学校や橋は、そこで内戦が起こればせっかく作っても無駄になります。食い物なんて食べた先からもうない。一、二週間援助が途切れたらそれまで食べ物をつぎ込んでもみんな死ぬのです。
かつての戦後日本は世界最貧国の一つでした。ほんの短い間。敵国であったアメリカも含め、医療や食料の援助があり、それには確実に意味があったわけです。
あらゆるNGOが、かつての日本支援と同じくらい価値ある活動をしているでしょうか。庶民がなけなしの小遣いの一部をつぎ込んだり、子どもの無償労働を利用するだけのことをしているでしょうか。
グローバルな視点での、極度の格差、貧困、紛争の誘発のメカニズムを、破壊するというか、もっと優れたシステムに作り変えない限り、一時的な地震などの災害地への支援を除いて、貧困への物理的手当はほとんど無意味です。搾取する側の筆頭者がNGOの主宰だったりする偽善です。NGOの幹部がいいスーツ着ていたら、百円玉のかわりに石を投げてあげましょう。
ありゃ、タイトルと無縁のオカタイ話。でも経済大混乱の年の瀬にはちょっとふさわしいかな。
携帯の方、藤々さんのイラストについで久々に写真をアップ。Flickrではガイジンさんウケがかなりよい一枚です。もちろんオリジナルです。
あ、そういえば「子どもの写真サイトに載せるのはいいんですか。へたをすると犯罪になりませんか」というおバカなメッセージを以前メールフォームでいただいたのでついでだからお答えしておきます。
「いいです。なりません」以上。
これが違法だとか言われたら、スタジオでモデルを撮る以外の、市井の人の自然な姿を撮るプロ及びアマチュアの写真家は活動不能になります。
伝統的祭事や競技会は公開されており、当然撮影は盗撮などの部類に入りません。被写体の知らぬところでいきいきとした姿を撮ることこそ、こうした機会の撮影の狙いとなるでしょう。
プライバシーに関しては、名札やゼッケン、その子の家や学校が特定できるようなものが写りこんでいなければよろしい。
肖像権については、本人及び本人が子どもならその親権者のみが、その権利を主張できます。
ですので、もしうちのギャラリーに載ってる写真の子や親が、「こんなサイトに載せるのはやめてくれ」とクレームすれば、そこではじめて、僕は画像をおろします。おろさない場合、問題が生じますが、あくまで民事上です。あらゆる意味で「犯罪」を構成する可能性すらないのです。
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