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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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御堂こぼれ話④-1 キャラクターについて 純也
 純也については、今まで描いたことのない「典型的主人公タイプ」を目指した。

 俺がリアルでこういう子に萌えない、わけではないが優先順位があとまわしなのもあって、実際にこういう子の内面をよく知るほど親しくなったことがない。だから、描くのは苦手で、今までの小説にも脇役ですらいたためしがない。翳りのある子が好きなのだw

 新たな挑戦として描いてみたが、やはり苦手で主人公としての存在感を描き出すには至らなかったと思う。知人で、俺と違ってこういう子が「得意」な方が、「萌える」と言ってくださったのは救いだ。
 裕というキャラを深く描くため、また「友情」を軸にしたストーリー展開には十分貢献したと思う。しかし長編の構成として「主役」純也の役回りはいかにもいびつだ。ここらへんを不満に思われてる方も多いと思う。次作への反省材料。といってもこんなに多くの登場人物を動かすショタエロ作品をまた書くのかどうかわからないが。

 ただ、多くの方が意外に思われたであろう、「誰ともカップリングされない主人公」は当初構想通りで、その点については作者としては思い通りなのだが、これも「えーっ」と思った人多そうだな。

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