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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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いい手はないか
 このところやはり寝てばかり。最近は特に座っているとき左肩から二の腕にかけて痛く、時々指先が痺れる。内服の鎮痛剤も湿布もある程度は効くが、一時しのぎの対症療法に過ぎないようだ。活発に運動すればよくなるとは思うけど、ケガや病気治すための運動なんて苦痛以外の何ものでもない。運動嫌いの人、わかってもらえるよね。そうは言ってもストレッチくらいはしている。医者に行くとしたらこういうのは何科に行けばいいんだろう。鍼かな……。

 前にもちょこっと書いたが、「勝手に!カミタマン」の動画を集めている。しかし相当苦労している。50話なんか一年かかっても無理かもしれない。DVD出して欲しいな。そこそこの画質のフィルムが残ってるんだから(というかもうデジタル化してあるはずだ。スカパーで流れてたんだから)。しっかしショタのむにゃむにゃな動画が、昔さんざん苦労して購入したのは何だったのかと思えるほど簡単にタダで手に入る今、ソースが企業に確実に揃ってるものを入手するのにこんなに苦労するとは……。
 また別の側面から見ると、人のエロに関する妄執というのはものすごく強いということだ。ましてショタだのロリだの、普段欲求不満が溜まるに決まってる性向の人はね。万単位はともかく数千円ならホイホイ出すだろう。同人誌の大人買いを見てもね。普通の500円の文庫本ではずれ買ったら一日ぷりぷりしてるだろう人でもだ。あの携帯ノベルのトップテンあたりの売れ行きを見ててもそう思う。
 昔のアニメや特撮に強い郷愁を持つ人も、まあ再放送を待てばいいや、録画しそこねてもまあまたいつか見られるだろう、っていう程度の執着の人が多数派ということになるのかな。

 そこでちょっと宣伝なんだけど(笑)、カミタマンの主役の少年伸介君、彼に萌えを多少でも感じる人ならこの番組は必見。女の子に叩かれるのみならずズボン下ろされたり「スーパーヒーロー養成ギプス」なんてもので手足拘束されたり、見所いっぱいなのだ。本線の番組のぶっとんだテイストは好みが別れると思うが、おいおい本当に子ども番組なのか、と思えるギャグは俺はかなり笑える。それから終幕に至って、バカバカしい中に、いわゆる教科書的でない、制作者の家族、子ども、友情、時代などへのメッセージが感じ取れ、深読みかもしれないが、俺はとても共感した。「何もかもほとんど最低少年で」と第一話で自分を語る伸介少年は、終幕確実に変貌しているのだが、勉強も運動もダメ、さらには前向きな努力がさっぱり長続きしないことまでも、何も変わっていない。でも別人なのだ。彼が終幕に至るまでに手にしたものは何か、そして「何もかも最低」といっていた最初から、彼が持っていたものは何か。それがメッセージだ。
 ダメな子がよい子できる子がんばる子になるなんて下らなすぎる。俺が表で一般向け、少年小説を書くなら、この作品のようなメッセージを込めてみたい。

 というわけで、興味を持った人は視聴の上、東映にリクエストを出しましょうw

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