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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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体調低下気味
 子ども部屋の新章は書いた。が、エロがないパートのため、次を書いてから順次アップしようかと思ってちょっとあっためている。
 眠気とだるさがひどく、外に出る気にならない。腹が減ってどうしようもなくなるまで買い物にも出られないていたらくだ。これも鬱の波の一種だろうが、気分が沈んでる感じがないだけ、ましだな。
 それで寝たり起きたりしながら、絵や文章を書いている。エロ絵の色つけも久しぶりに最後まで根気が続きそうだ。秋の「残酷館Ⅲ」の文章原稿も書き始めた。
 根気とは言ったがこの散漫な同時進行ぶりが精神力の低下を物語っている。同じことを数時間続けられないということだ。それならそれで、という時間の使い方ができるようになっただけ、気分までどん底にはならないんだろうな。

 絵で思ったんだが、手すさびでイラストや漫画描く人で、漫画で飯を食ってるプロにあこがれない人はいないだろう。かく言う俺だって、「表現で飯を食う」という意味では、あこがれる。
 しかし俺の手の動きは論外としても、いくら手が速くても、たった連載一本、週一本十数ページの漫画を描くというのは、それだけでもタコ部屋的労働なくしてはあり得ない。だから売れた人はアシを使うし、次第に主役の顔しか描かなくなり、コンテを切るだけになり、そのうち口頭で流れを説明して、メインのアシにコンテを切らせてチェックだけするようになる。さいとうたかをはたぶんもう何年もストーリーすら「社員」任せだろう。
 「絵」ではもちろん「表現」という意味ですら、それで食う喜びはかなり早い段階で消滅してしまうのではないだろうか。入る金に反比例して。

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 ま、そんなぜいたくな悩みをこいてみられるくらいの金はつかんでみたいが……

 鉄腕アトムだとかドラえもんみたいな人の記憶に残るキャラクターを創造して、後の何百万とかそれ以上の人を、漫画やアニメにあこがれさせ人生さえ変えるような仕事をなしとげれば、あとの仕事がどう荒れようと十分俺はやったと思えるだろうしそれだけでも人生に悔いなしだろう。
 ドラえもん創造とまでいかない小さな「仕事」なら、歴代の多くの漫画家がなしとげていそうだが、食えてる漫画家の何パーセントだろうな。
 いずれにせよ、売れれば売れるほど自分の手で描かなくなる、何だか不思議な世界だ。
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