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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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休み休み
 もはや体調不良がデフォルトになっているが、片付けをするにしろ文章を書くにしろ、1、2時間に1回は横になるなりイスにもたれて目を閉じるなりして休まないと眠くてだるくてどうにもならない。
 一日の半分休んでる感じではもったいないので、せめてもでうとうとと休んでいる間は音楽をかけている。ItunesなりステレオにつないだIpodを使えばいちいちCDを探すこともないし、2時間でも3時間でも延々音楽は流れ続ける。便利になったものだ。

 なぜ無理をして部屋の片付けを急いでいるかと言えば、小中学校の夏休みの始まりをメドにしているからだ。このままでは男の子を連れ込めない(笑)。冗談はさておき、どこかに線を引かないと一年経っても片付かない気がしてきたので、あと二日でなんとか最低人をあげられる状態にしたい。

 動かない体を少しでもしゃきっとさせるためにカフェインの錠剤を常用している。前の仕事をしている時は、あまり評判のよくない覚醒作用のある薬を処方してもらっていた。これは耐性や依存性があって最近は評判がよくなく、今の医者は処方してくれない。カフェインの錠剤についてはどうかと聞いたら、コーヒーにでも100mgや200mgは含まれているし、効果があるなら全く問題はないと言われた。

 目を閉じて体をイスにあずけ、ジミヘンのRoom Full Of Mirrorsファズなギターを聞いていると、心地よいトリップ感におそわれる。聴覚が生理的な快感をもたらすわけだ。この快感が「麻薬的」であっても特に警察のごやっかいになるようなことではない。
 体内においてはつまるところ感情も感覚も化学物質と電気信号のやりとりにすぎない。人間が快感を感じているとき「脳内麻薬」とよばれる化学物質が脳内に産出される。外部からそれに類似した物質を摂取すると快楽が得られるわけだ。覚醒作用をもたらす医薬品塩酸メチルフェニデートも自然な人間の脳内に存在する。
 
 音楽が脳内麻薬を産出するように、いわゆるオナニーの「おかず」や同性愛の性行為そのものが、「条件反射」的に快楽物質を産み出す。自慰も、バックファックも、それにSMも、生物の本来的な快楽行動とはかなり乖離している。これらに「異常」な快楽を覚えるのは人間の複雑な経験や感情や心理が、性的快楽物質の分泌とこれらの「行動」をいつしか条件付けているからだ。

 不可思議で深淵な人間の「快楽」。でも薬理作用でたやすくコントロールされる。何だかこわいね。

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