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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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コロンブスの卵
 ああ、からだがだるい。

 最近お絵かきをしててよく行き詰まっていた点が二、三。

 僕は顔から描き始めます。以前は(顔の輪郭の)丸描いて背骨の線、手足、体型を簡単な図形的な線で描いてから、まっとうな顔を描いていましたが、これはどうも、うまくいかないことが多かったのです。何しろ顔、というか表情は重要です。そこである程度顔をちゃんと描いて、微妙な角度も決めてから、体に入るようにしました。表情をつけてから体と矛盾することがないように、ですね。できあがった顔にからだを合わせてしまう。もっとも複数人間が出る場合は、やはり前者の方法が必要になりますが、それでも輪郭と角度と目鼻の位置をきめてからからだに入ります。
 こんな風にやっていますと、構図が紙一面でなく顔を基準に決まるので、ここは入って欲しいというところがはみ出したり、はみ出しをなくそうとすると全体が小さくなったりします。
 それにいずれにせよ、頭のてっぺんから足の指先まで全身を入れて、しかも複数の人間など描くと、目や口など細かいところが、鉛筆じゃ思ったように描けない。少なくとも僕の器用さでは、ですが。消しゴムで消すなら目を全部消して描き直し……。

 んで、ふと思いついたのが紙を大きくすることです。
 スキャナで取り込むことを前提にA4の紙にこだわって描いていましたが、よく考えればフレーミングをあとで決めればいいわけで、大きな紙に描いて、本来こうしたかった構図の部分を切り取ればいい。またあくまで下書きであるなら、A3までなら、縮小コピーを取ればいいわけです。
 実際の漫画の原稿も、確かプロ用はB4くらいのはず。それをあの雑誌サイズに、単行本サイズに縮小しているわけですよね。
 これならもしかすると、鉛筆の時点でも線の強弱がかなり意識できるかもしれません。

 てなことで、大きめのスケッチブックを買ってきたのでした。

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