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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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土曜日は男の子
 午前中通院だったのだが、朝起きたときの体調が尋常でなく、めまいと吐き気で、どうなることかと思った。
 まあそれでなくてもこのところやばいので、今日は血液検査を依頼した。肝臓の数値が悪くてもただちに体調には影響しないが、血糖値が疑わしい。

 待合いに、両親と一緒の三年生くらいの男の子がいた。だらしないのではなくシャツが絶対的に短いようで、床に座ってイスに絵本など置いて読んでいると、背中丸見え、ウエストがゴムのデニムジーンズの隙間からパンツ丸見え、尻のくぼみまで見えるくらい。退屈でもぞもぞして仰向けになると、へその上までシャツがめくれお腹が見えるという状況で、もうエロくて(笑)
 患者は親の方だったようで、パパママが診察室から出てくるのを読む本もなくなった状態で待ちくたびれていた。神経科だから、ママの不眠症くらいだろうか。息子にやたら「……してえらいね」と声をかけるのが不自然な感じがするほどだったので、育児の悩み系の可能性もある。まあパパが一緒なだけずいぶんマシだろう。

 で、バス停でバス待ち。からだの大きい小六か、中一くらいの少年に、いきなり声をかけられた。これは相当かわいい子だった。
 「あのう、すいません。ここから○○に行けますか」
 「うーん、わしも詳しくないけど、ここに路線図があるから……」
  ……
 「△△駅まで三つほどやけどどのバスもそこで終点やで。もしかして逆ちゃうか」
 「あ、△△駅にいくんやったら、大丈夫です!」
 「ああそうか、あそこで乗り換えやな」

 で、バスが、隣の別のバス停に。
 「ぼん! こっちのバスでも大丈夫やで!」
 走ってくる、と。
 まあ、あとは、携帯をネタにしてちょっとしゃべった程度なんだが、あとにその子に用事がなけりゃなあ。誘いたかったなあ。

 しかし、俺の子どもの頃の感覚で行けば、知らないおじさんに、迷うのいやだから道は聞くにしても、照れくさいしどんな人かもわからないし、最低限のコミュニケーションにしたがった気がするな。

 路線図見ながらああでもないこうでもないとすぐにやりとりできたり、そもそもの最初の話しかけ方が、語尾を濁すでもないしっかりした敬語だったり、すがすがしくて、とても立派。うーん、かわいかったし、また会いたいなあ。

 体調? いや悪いですよ。このくらいでよくなるほどわかりやすいからだでもないです。調子良ければもっと積極的に動きますしね。
 にしても、カメラとか持って、積極的にどうこうしようって時は空振りが多くて、偶然の方が、かわいい子に出会いますねえ。

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