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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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ミョウ医
 喉の痛みに耐えかねて医者に行ってきました。

 夜の咳もひどいし、素人の薬選択はやばいかとも思いましたので。

 何度か書いていますが、僕は以前気管支喘息でけっこうやばい目に遭ったことがあるんで、咳が長引くとびびってくるんですよね。
 咳に関する薬はたくさん持っていますが、中枢神経系、気管支拡張系、抗アレルギー系、ステロイド系など、実に多様なのです。

 喘息系でなく風邪なら、中枢神経系一種でよいでしょうが、鼻炎や、その他風邪症候群をあわせて考えれば抗アレルギー(ヒスタミン)剤がいります。

 喉の炎症については、ぜんぜんよくならないので抗生物質に頼るべきか、なんですがこれは手持ちがない。

 で、とにかく行きつけの一番近い内科のお医者さんに行ったら、よりによって平日、その日の午後だけ休みでやがるんですよ。

 がっくりです。苦しいのに。
 階下の薬局にて、近くに耳鼻科か内科ないですか、と聞きふらふらと初めていく耳鼻科に向かいました。

 で、そんなに混んでなさそう。ああよかった。15分かそこらで呼ばれました。
 耳鼻科診療椅子に座ります。

 ……あれ、お医者さんはどこだろう?

 看護婦がずらりと五人、扇形に、やや遠巻きに僕の方を向いて立っており、そのかなめの位置に、ぐにゃりと斜めに座ったお年寄りが。シュール。
 白衣ですし、この方がお医者さんらしいです。しかしどうも卒中だか中風だかの後遺症みたいに、背や腕が変な方に曲がり、立たれてもくねくねと……。

 ……だ、大丈夫なんだろうか?

 ところが。 

 「はい、喉にお薬つけますよー」
 「はい、鼻の中見せてくださいねー」

 顔は直前まであさっての方向いていても、鉗子やピンセットを持ち、間近まで来るとピタリ、なんです。 

 若干言葉が不明瞭で、こちらから質問とかしにくかったですが、処方された薬も無論まともでしたし、ある意味感服しました。

 想像するに長年やってきた町医者で、病気で麻痺になったが、リハビリで意地でも医業を続けられるところにもってきたんでしょう。
 またアレルギー性鼻炎など、長期通院がいる病気では、かかりつけの医者は変えたくないもんです。患者も、いましたしね。混んではいませんが。

 五人の看護婦は、病院の規模から多すぎます。たぶん自分の介助と、万一ショック状態などに陥った患者の世話が自分にはできないから、個人病院なので自分の裁量で雇ってるんでしょう。

 まあ余分に看護婦を雇って開業医が続けられる「お年寄り」なら金銭面では引退したって構わないわけです。
 生き甲斐ややりがいや、意地、みたいなもんを持ち続けられるっていいですよね。


 ……というわけでここ二日は休み休み地道にデバッグ作業を進めて「子ども部屋」後日談は絵以外完成です。絵はなくてもバランス取れてるんでいいかなあ。でも描くだけは描きます。

 それと念のため。
 僕は余った処方薬を勝手に症状に合わせて使ってますが、これは医師はみんなダメと言います。使い切るか、治ってしまえば残りは捨てろとね。

 でももったいないし、大概の処方薬は売薬よりよく効いてもちろん安いのです。僕は自己責任でこういう使い方をしてますんで、安易にまねをしないでくださいね。




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コメント
この記事へのコメント
分野は違えど
 薬のことに関しては僕も同じような状態です。まあ、僕のは種類はそんなに多くないので、処方も何もないって感じですけど、分量の調整で色々と。ダメなのは分かるのですが……

 あと、小さな頃から病気持ちをやってる関係で、とある条件ですごく不安になるというのが、これまたすごく共感です。
2008/04/10(木) 17:06:53 | | 廉 #68d6070901[ 編集]
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