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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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サイト運営者とお客さん
 長々と四日ほど沈んでいました。ちょっと復活。明日からまたいろいろがんばります。

 イベントに一般とサークル参加っていうのがあって、「客と売り手」とはちょっと違う、っていう話を、ちょっと前に書きましたが、Webについても似たようなことが言えると思います。

 ことにWebでは、基本、お金のやりとりがない(うちは通販もやっていますが、メインはあくまでもタダで読める小説です。時には「サークル活動紹介」Webであって、イベント告知や宣伝が軸のサイトがありますがうちは違います)、ということもあって、イベントよりもさらに、「客と売り手」とは異なる微妙な関係があると申せましょう。

 ちょっと前に、某イラストサイトの管理人さんが「もう疲れた。自分は似たような趣味の人との交流とか期待してこのサイトを開いたけれど、みんな絵を見るだけ見て去っていく、ただ絵がみたいだけ、脅迫めいたメールは来るし、自分にはもうこのサイトは意味がないかも」てなことを、サイトに書かれていました。

 それを教えてくれたこれも作家さんは、「この気持ちはよくわかる」とおっしゃる。

 「僕の考えは『甘えんな、自業自得じゃねえの』だね」と僕はつっぱねました。

 このサイトの管理人、某所で僕のところと相互リンクしようという話ができていながら、「リンクしましたよーそちらもよろしく」という僕のメールになしのつぶて。無礼さにキレた僕は、かなり待ってからですがリンクを抹消しました。

 僕の場合だけが特例、と考えるのは人が良すぎるというものです。ようするにこういう不義理をする人間は、よそでも同じことをやっている。結果的に人がよりつかないか、離れていくのです。

 日本語が苦手だから、云々という作家氏の擁護にも、僕は「言葉の壁があればこそ、つきあいは何倍も慎重でなくてはならない」と一蹴しました。

 また一方、サイトに来るお客さんは不特定です。一度きりで去っていく人が一番多く、たまに見る人、ROM専常連の人、コメントやメールを下さる人、とどんどん人数は減っていきます。

 先のサイトで言えば、掲示板はサイトの更新が多い頃はとても賑わっていました。それほどアクティブな客の多い、恵まれたサイトだったのです。「自分の絵が見たいだけの人」と来訪者をひとからげにしたら、勇気をもってコンタクトを試みたお客さんに失礼というものです。
 ここでも、非礼をやっていますね。こうだから、人が離れていくのです。離れていってもいいと思ってるならいいですが、それで寂しい、もうやめたい……甘えんな、と。

 日本語が厳しいなら英語でも自動翻訳だのみでも、丁寧なコメントやメールにはレスして、自分の内面を少しでも晒せば、相手も同じほど歩み寄る。作家同士でなくても、距離を縮めるチャンスがある。

 僕だって、リンクをしてもらい、ていねいなメールが返ってくれば、もっとメールの往復をするし、メッセに招待したかも知れない。彼は少なくともそのチャンスを逃し、僕とお友達にはなれなかったのですw 自分のせいです。

 パス無しで絵がみられるショタサイトがいいとか、パスをかけてる僕の見えるところに書く来訪者とか、うちには少ないけど荒らしや嫌がらせとか、サイト運営にかかるモチベーションを下げる客は、少なからずいます。けどねえ、掲示板が荒れて管理しきれないほどとか、巨大掲示板にURL貼りまくられてぐちゃぐちゃとかならいざ知らず、あまりに簡単にヘコんで簡単に消える人が、サイト運営者側にもけっこう多いかなと思うんですよね。

 まあ、もともとモチベーションがたいしたことなくて、作ってみましたサイトを消すのは勝手だけど、その際、客のせいにするのはやめろよな、と思います。

 最後にあれですけど、うちはほんとにお客さんに恵まれています。巨大掲示板がらみが二件、荒らし的痛いカキコのお方が二人、先日の無断転載w 八年以上サイトやってて、ほんとに困ったのはそれっきりです。単発のメールは他にもちょこちょこありましたが。

 で、かなり感想とかコメントを下さるお客さんも多くて(この多くて、は主観ですけどねw)、リアルで会うようになった方もけっこういらっしゃいます。

 サイトが人の輪を拡げてくれたり、特殊な嗜好の交流や共有の場になってくれているわけで、うちは、この先も大きな荒らしに会うことなく枯れるまで(笑)続けられたらいいなと思います。

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