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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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子ども部屋16
 アップしました。
 今回、エロどころか伸介の出番すらありません。この次のエロパートができてから連続アップしようかとも思いましたが、長さもあるので、単独でアップしてしまいました。

 純然たる官能小説なり、陵辱、エロを期待して読む方には、こうした章にこれだけの行数を割くことは無駄以外の何ものでもないということは、承知しています。でも僕が描きたい物には、どうしても必要な部分なんですよね。僕は「人間である」少年が好きで、それを陵辱するからこそ萌えるのであって、姿形がいくらかわいくても人形はいらないんです。十年やそこらの生の中にも、痛み、悲しみ、愛や幸福があり、それらを経て少年のその時があり、彼だからこその言葉を吐き表情をし反応を示す。
 絵の場合は、作者の腕次第でそれらを一瞬に伝えます。抽象的ですが感じさせる。
 文章の場合、登場人物の生育歴をイメージし背景をかためるか、現在進行形の言動、反応でそれを次第に浮き彫りにしていくかのいずれかまたは両方です。僕はこの小説では両方をやろうと考えました。

 ただ、エロであって、使うために読む娯楽小説であることから、この章も冗長の逆、これでも相当にスリムにしました。そのため、説明的で小説としていかにも稚拙な章であることは否定できませんが、僕なりのバランス感覚から、このようになりました。

 この章はもう一点でプレッシャーがありまして。要するに陵辱場面を重ねていくぶんには、その場の思いつきでいかようにアレンジしてもいいでしょう。インプロの良さが活かされる場合もある。しかし物語の帰着に大きく影響するストーリー展開で、人物関係や時系列の出来事を扱う場合、矛盾や破綻がこわい。今ここまで書いたものを頭から読み返す気力がなく、しかも序盤を書き出してから時間がけっこう経ってるので、ドキドキです。それもまあ、公開をためらった一因です。

 あ、最後に。今回も引き続きPCの方も携帯サイドでお楽しみ下さい。

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