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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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ショタケットの入場規制とか、児ポ法とか……
 5/5のショタケットですが、3/12付で公式サイトが更新されていました。

 前回のスクラッチと同じ都産貿ですので、予想されたことですが、一般参加者の身分証明書の提示による年齢確認を行うようです。
 合わせてサークル向きにも、三点。

・都条例に抵触しないよう、18 禁表現に関する修正(コミケ基準を厳守して下さい)
・18 歳未満の方の入場禁止 (当日、入場に際して年齢確認を行います)
・猟奇的なもの、極端に過激なものについては頒布禁止とさせて頂きます。

 三つめの抽象的さ加減はさておき、

 今回ひっかかるのは、やはり都産貿の対応です。
 年を越してから、2/17のスクラッチへ、指導だか通達だか方針転換が伝えられて、ゴタゴタしたのは記憶に新しいことと思います。
 その三ヶ月後のイベントです。またもや通達が「急遽」なされたことになっています。
 急遽というのがいつなのか正確にはわかりませんが、スクラッチには一月に指導があったわけですよね。その時点で、とっくに五月の会場予約は入っています。お金を払って会場を借りる主催者や開催日にフォーカスして事前準備するサークル、一般参加者をなめきった対応は、相当に不愉快です。

 今回のショタケット準備会のサークルへの告知には、「キャンセルを受け付ける」むね書かれており、これはサークル募集時と、開催条件が変わってしまうからです。契約というものを理解している対応です。公的な施設が、このレベルのことができない、というか、しようとしないとは、見下げられてる感じがしますね。

 ショタケット準備会には、できればゾーニングで対応してほしかったですが、まあ90%以上が成人向け同人誌であることを考えれば、致し方ないかもしれません。

 うちも、特に僕自身の挿絵については修正がいい加減だった(性器描写にもこだわっていないラフでしたから)ので、ショタケットについてはちょっと、考えなくてはいけないと思っています。
 それよりも何よりも抽選。うちは今までショタケットの抽選には落ちたことがないですが、一応サークル傾向に「鬼畜」の文字は入っています。ショタケットの場合、純然たる抽選でないのはほぼ確からしいので、このような状況下では「過激な傾向」のサークルが恣意的に弾かれないかが、危惧されるところです。

 ああもう、何だかんだうんざりだ。児ポ法がらみも二次元規制に向けて動いてるらしいですね。あれについてはうちのブログでは以前徹底的に取り上げて、新しく書くこともないので、スルーしていましたが、マイクロソフトにヤフーに、公明党に日本ユニセフ……あれに関わってトチ狂った主張を展開したり協賛した公人と団体の名前は、絶対に忘れないからな。
 人の内心を裁く権利など、神にすらない。表現者と鑑賞者、互いの合意のもとに交流される表現物に、いかなる制限を加える権利も誰にもない。当たり前のことだ。他人のオナニーをのぞき見して、お前のオカズは不愉快だなどと非難するばかりか、取り上げて逮捕までしようってか。
 他人に危害を加える行為と、一緒くたにこれを論じて正義面する壊れた思考回路と厚顔無恥加減にはもはやつける薬もない。

 いつのまにか敬体も壊れてるがまあいいや。言い出したから繰り返しになっても言うぞ。

 三次元の単純所持規制には条件付き賛成。送り手が有罪で、受け手が無罪ってことはない。だいたい、強制的な性行為を撮影したものだとして、刑事責任は、作成者10、金をとっての配布者8、頒布者2、受領者所持者1ってところ。遠い過去の撮影物だからという言い訳は通用しない。プライバシーに配慮した運用が慎重になされれば、これは当然の規制だ。ただし勿論、ポルノの範囲が問題ではある。過去はポルノ扱いでなかったものを、当時手に入れてどうこうとかね。

 最後にいかれた権力者どもに、あるもと少年の心の叫びとか。
 「僕は幼い頃、毎日お父さんからセックスを強要されていました。今年で18歳になりますが、ずっと学校にもいかせてもらえず、ろくに勉強もできないので仕事がありません。いつも精神が不安定で、何もかもめちゃくちゃにしたくなることが多いのです。性的な興味は、なぜか小学生以下にしか抱けなくて、僕が昔されたみたいに、めちゃくちゃにいじめる妄想ばかり抱いてしまいます。
 中学生くらいから小学生の男の子の裸やセックスを描いた漫画で、ストレスを解消しながら、どうにか生きていますが、それもなくなってしまうそうですね。
 もうやってしまおうかと思います。そうしてレイプされた子は、僕みたいになってしまうかもしれません。そんな子を、一人でも増やしたいのです。仲間がいないから」
 さあどう答えるかいアグネス? 聞かなかったことにするのか。存在すらしていないと思い込むのかな?
 

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補足。
 単純所持に賛成とは書いたけど、なぜ児ポ法かって疑問はもちろんなお残る。中身が違法なら被写体が成人だろうが子どもだろうが関係ないと思うんだ。つまり、児ポ法なんて、なくても違法行為は以前から違法行為だった。
 海外サーバーからの送信というインターネット独特の現象が出てきたことにより、送信者自体の取り締まりが非常に難しくなったことが背景にあるようだが、司法権限を強めてプライバシーを犯す法改正を行うということは、民主国家の人権について失うものはある変革である。「取り締まりができないから」が妥当な理由となり得るのか、それだけ、事態は危機的であって今も児童は搾取されているのか、この法改正によって、実効ある現状の改善が見込めるのかを、慎重に考えるべきだろう。
 優先順位からして、世界中でどうにかしなきゃいけない生身の児童への人権侵害の問題は山積みで、こんなことで大騒ぎしてる人間は偽善者としか思えないけどね。

 感覚的には、送り手がアウト、受け手がセーフってのが、意味不明と思うだけ。個人として楽しんでる方々がね。

 やるなら、わいせつ物全てを対象にしてやってくださいな。
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