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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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自作解題 ボクの告白 & 再録短編集について
 Web拍手では携帯、PCとも大作長編並の人気らしい表題作ですが、ついさっきだと思いますが僕としては大変意外な拍コメをいただきました。

>早く続きが読みたいです

 僕の意図としては、あの作品は短編として完結してるんですね。珍しく切れ味のいいラストでシメたつもりだったりしてw
 しかし、(以下ネタバレ、まあ短いので気にする方は作品をお読みになってから続きをどうぞ)、

 独白する少年が実はもう一人の少年に語りかけており、それはどんな子なのか、「ボク」との関係はわかりませんが、同年代の仲のよい子であるように察せられます。そしてもう一人の男も、隣室あたりに控えてるんですね。あやうし(笑)ってところで終わってるわけです。

 この短編の意図は「ボク」の被虐的妄想、つまり性の目覚めが早くしかも歪んでいる小学生の内面を描くことで、うちみたいなサイトに来る方の何割かの心には「ボク」が住んでるんじゃないか、って問いかけなんです。
 で、どうやら僕の読みは当たってたらしいな、ってのがこの作品の高評価によって確かめられたと思ってるんですよね。

 でも、姿の見えないもう一人の少年を主人公に「続・ボクの告白」を書くことは可能ですね。これなら「ボクの告白」自体の価値を損なうことはない。
 もし全く姿が描かれていない「友達」のキャラが固まったら書きたいなと思いました。
 
 その場合、「ボク」とはコントラストある方がいいですね。ボクは学校ではわりと大人しい何でもきっちりやるいい子なんですよ。
 だから、大人しめのその子の面倒を見るような、運動もできて、エロ話も人並みにするけど、実は性方面には潔癖で……とかコントラストつけると妙味が出そうですね。

 すでに原稿をいただいているのでバラしていい段階だと思いますが、短編集の一本として「ボクの告白」を再録する予定があり、あの藤々さんから素晴らしい挿絵を一枚いただているんですよ。これは一枚きりなので発行まで縮小画像も今は出せませんが僕好みであることは言うまでもなく作品世界のイメージを一気に深めるものです。

 この短編集に「続」を含められるといいですね。予定は「夢幻童SSC2008冬」ですので12月です。

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