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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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ショタケットレポート 前編
 えっと、迷ったんですが時系列で一応書いていきます。

5/4 誕生日でした(めでたくねえ……
5/5 4:30起床 体調思わしくなく昨日は寝てしまうことにしたので、準備、シャワーなどを起きてからちゃっちゃとすませて、出発。前回はほとんど一睡もできずでしたが、今回は四時間以上寝られたのでいくぶん体調はマシのようです。

 飛行機はガラガラ。朝ですしね。でも隣も前後もいないと、狭い席だけにとても助かります。

 iPhoneの駅探エクスプレスで、今回も最短時間、スムーズな乗り換えで会場最寄りの人形町だかに着きました。でも方向ミスって、藤々さんと落ち合う予定の十時前ぴったりに、どうにか会場着。

 狭いとの噂でしたが、スペースの背中はわりとゆとりがあり(柱のおかげっぽい)、一般通路もそんなに狭くは見えませんでした。

 いつもは孤独な個人運営ですが、今回は藤々さんに売り子もやっていただき、おしゃべりしながら楽しくやれました。

 まず開場ですが、アナウンスが(たぶん)なかった上に、予定10分前に唐突に入場開始、いつもの「ショタケット●●、開場致します……パチパチ(拍手)」てのも何も無し。

 そしてあっという間に立錐の余地無しの混雑となります。

 会場が狭いので、いつまで経っても人は減りませんが、目立った混乱はなかったです。真正面の三井さんをはじめとして、横も後ろも売れっ子サークルで、すぐに壁ができてしまうある種最悪のポジションだったはずですが、売れ行きはそう悪くもなく、例によって三井さん遅れていらっしゃったので(笑)、時間差攻撃になってだいぶ助かりました。

 一般では、今回僕が新刊なしを公言していたこともあり、顔に覚えのある方常連の方はかなり少なかったです。その分、新規であれだけ子ども部屋の系列本や準新刊が売れたのは、かなり好成績な感じでした。

 結論は「腐ってもショタケット」

 事前運営がまずくても、やる気が感じられなくても、一般にはあまり関係がなく、人は集まり本は売れた、ということです。

 が、しかし、抽選の結果が遅かったために、本ができてるのに抽選落ちたサークルはもちろん、オフセを作りたかったのに作れなかったサークルもあり、かつこれは、一般がここ一番の本をこのイベントで手にできなかったことを意味しています。
 当たり前の運営をしてくれれば起こらなかったデメリットを、やはりサークルも一般も被らされたと言えると思います。

 当日にしても、見本誌チェックの封筒は音もなく配られ、僕は全部終わって撤収の時に封筒に気づく、と(見本誌を出さなくてもやり過ごせるということは、主催側はチェック機能を働かせていないので、何が売られようと無法地帯ってことです)。

 アナウンスは開場からうちらが会場を出た2:40くらいまで何一つなし。どうよこれ。

 オフ会編に続く。

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無事帰宅しました
 もうちょいくわしいレポは後日書くとして、

 いやもうほんと楽しかったです。

 イベント前、新刊がほぼ間に合わないな(=体調悪くて進度思わしくない)、っていうのと、イベント主催側の対応が悪くて当日あるんだかないんだか、抽選落ちたんだか受かったんだか、となった頃には、行くのやめようかなってくらいに、相当テンション下がっていたのですが、藤々さんが数年ぶりに新刊作ってイベント参加、うちで委託、という流れになって、それなら何が何でも行くしかないでしょ、と。

 で、行ってほんとよかったです。往復の行程いかにつらくても、イベント自体に不満はあってもですね。

 とにかく人との出会いに感謝、ってやつでしょうか。

 お世話になった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

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web拍手レス
 不調もあってちょっと間をあけすぎました。もしかしたらダブったりもあるかもしれませんが、Web拍手レスを。

ブログへ
>小説も最高なんですが、こちらのブログも本当に面白いです。毎回楽しみにしています。

 このところ更新頻度が落ちていますが、ネタはいっぱいあるんですよね。今はサイトよりブログの方がカウンターも回ってたりで(笑)、まあ雑文ですが、通勤電車とか、眠れぬ夜のおともになればと思います。
 ブログの文章書くのもけっこう好きなんですよね。反響があるとすごくありがたいです。

>夜想倶楽部を何度も読ませていただいてます!

鉄哉と小野寺の話は胸に響きます。
この二人組が一番好きです☆

鉄哉と小野寺視点の夜想も楽しみにしてます(*^^)


 ありがとうございます! 早くこれも書きたいです。もうプロットはまとまっているのですが、なかなか……。

御堂へ
>三回読み返しました。とても面白いです♪続きが待ち遠しい作品です♪♪ただ一回目に読んだ時は突然、場面が変わるので読みにくい印象を受けました;ゆう坊がお気に入りです(*^∇^*)

 どもです! この「場面切り替えが読みにくい」という感想は、直にはなかなかいいにくいものの、何人かの友人も指摘してくれました。
 狙いとしては、バラバラのエピソードが最初はぽつんぽつんと独立していて、巻を追うごとに意味を持って繋がっていく、という風にしたかったんですね。同時に、エロシーンが適度にちりばめられ、ストーリーとバランスよく混ざり合っていく、というような。
 しかし、読みにくいという印象を持たれた時点で、やはり完成度としてはまだまだということでしょうね。小説的技巧も、今後もいろいろ、新しい挑戦をしてみたいと思います。ワガママに。


 次は拍手レス子ども部屋編を


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Web拍手レス 御堂学園編
 春のトップ絵の題材に御堂を選びまして、その絵にいただいた拍コメ、作品にいただいたここ最近の御堂への拍コメの紹介、レスを行いたいと思います。

 あの絵、「描ける」人からみても相当難易度の高い題材だったようですw
 僕としては「純也」と手の部分の「子どもらしいふっくらした感じ」についてだけは、リベンジしたい気持ちです。同じ絵ではなく他の題材のときの課題にしたいですね。

■御堂トップイラストへ

>将大くんでか~
それと罪な男ですな
「一度きりなら」なんて(^_^;)
亮平くん、ますます踏ん切りがつかないよ~


 純也と将大はあくまでストレート、というのは崩したくなくて……でも、きっと本編よりは濃いのをやるんだと思いますw

>top絵のデブッ子がかわいいですっ!グッジョブですw

 とにかく結局将大君一番人気です(笑) 特に絵では、他の三人路線だともっといいの描ける人がたくさんいるんですよね。特に純也。けど将大みたいな、いじめられっ子でない、かつ強気、押しのタイプでないおでぶな子って、誰に描かせても難しいと思います。
 僕のサイトにはお二方の絵師さんが描いてくださった将大君がいますが、両方すごく魅力的でありつつも、僕のイメージとはけっこう距離があるんですよね。それだけ、解釈の幅が持てるのも文章のよさで、複数の絵師さんにキャラ絵を描いてもらえた御堂は幸せな作品だと思います。

■御堂小説へ
>今更ながら御堂学園を読了しました。将大と亮平のパート、続きがあればもっと読みたいですねえ。一番萌えました。

 行為としては濃いことはしていないのに、萌える、というのは、やっぱキャラのおかげと思います。将大君ですねw 続きは書くべきか、書かない方がいいのか、難しいところですね。

>久しぶりに読んだけどこの章は純也の見せ場ですね。泣きました(T_T)

 活躍の場面が少ない「主役」純也のここ一番、裕を「叱る」場面ですね。

 実際の少年でも僕には覚えがあるのですが、アウトドア派で理屈が苦手、知ってる単語も少ないのに、ここ一番では周りにいる人間がハッとするような的を射た発言をする。リーダータイプで、本来こういうタイプが政治家に向いていると思うのですが、実際には余計なことばかりたくさんしゃべって中身のない方が多いようです。

 携帯側連載大詰め。ちょっと止まってますすいませんm(_ _)m 子ども部屋DSVが……^^;


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イベント終えて
 ちょっと間が抜けてしまいましたが、イベントでお世話になった皆様、ありがとうございました。

 メーテルを見逃してとてもくやしいとりさんでした(メーテルについては飛ぶちからのブログ参照)。間近にいたはずなんだくそw

 間が抜けたのはダウンしていたのではなく珍しく多忙だったからです。かつイベントでなくそれで疲れたという。

 イベントに関しては、これまでのCUTEで最も盛況だったはずです。茶会は微妙だったと聞きましたが(笑)、それ以外の事前、当日運営に関しては、よくやって下さったんじゃないかと思います。

 ただ、昔はイベント開催前に公式にBBSやチャットがあって、質疑やら雑談やらあったように思うんですが、現状だと一般とサークルの垣根がやっぱり高い印象ですね。

 売り上げはトータルで予想通り、新刊イマイチで旧刊がよく売れました。

 オフはこぢんまりと。
 そのこと自体はそれはそれで好きなんですけど、僕のガス欠が早すぎました。朝までワイワイ騒ごうぜって歳でもなくなったのかと思うと、やや自分が残念な感じです。

 そんなことで、新刊の通販、DL、今週中になんとかします。
 DLが難しいんですよね。200円なので自前とデジぱれはOKですがデジケットなどに置けない。抱き合わせ企画を考える必要があるので、これは少し遅れます。

 あ、書き忘れてましたが、今回珍しく買い物も少しして収穫ありました。相変わらず鬼畜ぽいのはないですが、新しい個性っていうかね。楽しみです。また新たな知己も増えました。次は5月ですな。とても心配な……w

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ここもモメてんのかい
 Mixiの話。

 一応、情報源として創価だの公明のアンチとかいろいろ政治的なコミュにも入ってるんだけど、ま、ああいうコミュがモメるのは当然と思います。

 でもいい大人が「死んでくれ」とかどうかなあ。いや、相手に直接じゃなきゃ僕も「逝ってよし」は使わないでもないですがw

 で今日、小説系のコミュ(ショタとか同人でなく「小説家志望」みたいな)のトピックに、「争うのやめないか」みたいな、どうも荒れてるのにうんざりしてる人が立てたっぽいのがあるの見ました。

 いやここもかい、と思いました。

 ただ、ねえ。
 僕は「論争」「議論」はわりと好きです。これも相手を批判するとこと自分が批判されることの両方に苛烈に精神力を消費しますから、体調の悪い昨今は避けてますがね。

 まともな論争をするには強さが必要です。
 これは相手を押し切る強さではなく、誤解を避け意思を伝えたり受け止めたりすることに最善の努力を払わなければ、「議論」が悪口合戦になり、互いの人格を傷つけたり傷つけられたりという、実のないどころかただひたすら消耗するだけのむなしいものになりかねないからです。

 そんな危険を互いに意識し、最大の敬意を相手に払いつつその時点での全知と全能を傾けるのが議論に向かう姿勢であろうと思います。

 その最低限の資格もない人間が、Mixi日記やブログで「公開」妄言を吐き炎上する(スタートから議論ができる人間ではないですからね)。コミュでもその「最低資格」を持つ人間が逃げるような低劣な人間が罵詈雑言のやりとりです。

 前述した通り、相手に敬意を持たない人間と議論するのはむなしい結果しか生みませんし、ヘタをすると相手と同じレベルに落ちますからね。

 言葉をうまく操るのが小説書きの本分でしょうけど、人間への敬意なしに人間は描けませんね。

 つまりは、小説を書けない人が小説家志望コミュで「荒れ」を演じてるっていうことでしょう。


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Web拍手レス
 Web拍手レス、行きますー。

>ショタ最強に萌えますっ
『土曜の夜は僕のために』感動しました!
社長がなぜずっといられない事を知っていたのかが驚きです。
これからも頑張ってくださいね☆


 モバイルからです。この作品も発表してだいぶ経ちますが、まだ新規で楽しんで下さる方がおられて、ありがたいですね。
 「社長」のディープさについては、直接の感想で言われたことがあります。特にモデルはいないんですが……。

>子供部屋楽しみにしてます!

 デジタルノベルですね。ようやくDL数でトライアル版β0.2が0.1を追い越して、600超えました。ここからは小出しにしにくいんですよね。
 ちなみに今、五章を書いています。ここからは完全書き下ろしで、駿が巻き込まれる部分です。オリジナルと重なる部分については、変化をつけることと矛盾をなくすことの両方がかなりきつかったですが、ここは書いてて楽しいですね。もうやりたい放題な感じでw CUTE間に合わなかったらごめんなさい。ある方がおっしゃっていたのですが、これはデジタルものなので、ダウンロード先行でも構わないんですよね。それだといつでも出せます。ちょっと肩の荷が軽くなったかな。

>熱いですね、感動しました!と同時に…
今の商業作品が物足りない反面、何故こんなに同人作品は面白いのか?
そんな風に思っていただけに、謎が解けてすっきりした気分です。


 イベント寸前にプロと同人について述べたブログ記事に。

 「プロ」の仕事の中でも、今最もダメなのがテレビだと思います。貧すれば鈍する、という言葉がありますが、まさにその状態です。低予算、短期でオリジナリティも中身もない番組を並べ、視聴者が離れ、スポンサーが離れ、再放送枠を増やして穴埋めをしなければならない状態。そのスポンサーも気づけばパチンコ屋とサラ金ばかり……。

 映画は、元気がいいですね。アメリカ=ハリウッドがもう何年も前に終わってるんですが、日本はアニメ以外にもいいものがけっこう出るようになってきています。
 「おくりびと」がアカデミー賞をもらったそうですが、僕はノミネートまでいった「たそがれ清兵衛」がかなり好きです。何を美と、何を真ととらえるかということにおいて、やはり日本には欧米にない独特の切り口がありますね。

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旅立ちの前にWeb拍手レス
 さて、明日早朝、帝都に発ちます。

 Web拍手レス、わあためちゃった、気合い入れないとレスできない、と思ってしまいましたが、いっぺんんにやろうとするからいけないんですよね。

 ということでできるところまで。

>良いよ~!
 今までで一番萌えました!

 ちょこ松くんいじめ絵とマルコ君虐待(笑)絵に。

>topのマルコくんのお尻の色が萌え!
>Perfect

 トップの下半身裸(笑)マルコ君絵に。

 ということで絵にもこうしてコメントいただけるとほんと心強いです。パロを描く楽しさにも目覚めてきたんで、なるべく今後も人が描かないキャラを取り上げたいですねw まあ、自分の好みに忠実にいくと自然にそうなるんですが。

>花と蛇を彷彿させました。素晴らしい文才に感嘆いたします。
 夜想に。
 「花と蛇」寡聞にして存じませんでしたが、ネットで調べたら団鬼六の傑作SM小説だそうですね。映像化も何度もされているそうです。いやはや恐縮です。
 もちろん女性を責める内容ですが、美女を拐かして監禁調教、軸は浣腸責めみたいです。映像は興味ないですが小説はちょっと読んでみたくなりました。

 そして、個別に貼りませんが、体調不良のグチが三記事ほども続いた頃、励ましやご心配のメッセージをたくさんいただきました。本当にありがとうございますm(_ _)m


 さて、支度は済んだし、あとは今さら無理をして腰痛をぶり返させないことだけかな。釣り銭の両替は昨日気づいてあわててしにいったし……。

 新刊ありませんが、明日お会いできるみなさま、よろしくです。

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プロの厳しさ?
 ショタとは関係ない話。最近ブログも怠け気味だからぐだぐだ長文書こうかと。つまんないと思ったら途中で読むのをやめてください。

 僕は、自分が学生ぐらいから今に至るまで、
 「社会に出てないやつはだから甘い」
 みたいなことを言う自称社会人が大嫌いでした。ただのサラリーマンじゃねえか。
 もちろん、勤め人やって金を稼ぐというのは大変なことで、結婚し、子どもを作れば、もっと大きなプレッシャーを背負うことになります。
 しかし上記や、まして「学校の先生は」「公務員は」世の中を知らないとかいうバカはどうしようもありません。

 教員の厳しさは僕はよく知っています。公務員については、福祉課の友人が(要するに生活保護を止める展開で、「私たちに死ねっていうんですか?」といわれたりヤクザの不正受給者と渡り合わないといけないとか)死ぬ思いで早く異動したいってぼやいていました。

 賢い人は一を聞いて十を知るものです。サラリーマンをやって公務員や教員の世界も想像できる。かつわからない部分もあるだろうと考える。

 某京都の大企業(なんとか製作所)に非技術系で入った親父の友人は、就職して以来勤務時間の九割は将棋を指していたそうです。仕事を早く進めると、その先をやる人の迷惑だとか。残業代一円もなしで月百時間以上時間外労働していた僕は、公務員だったわけですがw

 結局、その人の頭、視野が大切で、しかし愚鈍な者も、経験がある程度知恵と視野をひらかせてくれるものだと思います。

 ちょい前に、逆パターンがあってから、そんなことを考えてたんですよね。

 「プロは厳しいものだ、同人なんて所詮遊びだ」みたいなことを、一応少しの間同人やってイベントで本を売ってた人の口から聞きました。

 ……まず、「それでお前、お金とったんだよな」というのが頭にきました。

 僕はいつも真剣ですよ。出来不出来やレベルは最終的に自分が評価するものではないですが、100%力出し切ったと言えないまでも、「これならお金もらってもいいですよね?」とおそるおそる言えるくらいにはして本は出してきました。絵もそうです。自分の小説の挿絵としてなら、内容を会場でぱっとつかんでもらうためなら、一応これでなんとか、とね。

 で、同人やってる人はほとんどみんなそうだと思います。とくに長く続いてる人には異様なまでの情熱がある。同人関係者の飲み会にも参加して、それを感じ取れる感性もなかったからそんなこと言えるんだよな、と思いました。

 ちなみにプロのほうが、作るものは不真面目になりがちです。これは近い人にプロのデザイナーなどたくさんいるので、間違ってないはずです。
 商業美術では、売れることが正義なので、「作りたいものを作る」「制約を受けずどこまでも」「自分の高みを目指す」のは極めて難しいのです。
 処女作が素晴らしくても、「以上。終わり」の作家さん多いですよ。速度、コスト、一般性。模倣の連発がつきつめたオリジナリティにまさる評価を受ける。

 ずっと真の高みを目指すことができるプロは、絵であれば一点物で勝負する画家ぐらいで、そこもわけのわからない縁故に穢されてたくさんの才能が埋もれて消えています。真の「芸術家」が育つ社会は、おそらく貴族制で、成金のパチンコ屋に支配された日本には無理な話です。

 先の人の、プロの厳しさの例。
 「一週間寝ずに書いた原稿を編集者に目の前で破られた」
 笑止千万でも言い足りない。
 三ヶ月、日付が変わるまで毎日がんばって準備した学校行事がめためたになった切なさとむなしさが想像できますか。
 先のデザイナー氏は、三日寝ずに描いた「展覧会用」の絵を、電話中の師匠にメモ帳代わりにされ破られました。

 女性作家と編集者の例は、編集者が女性作家を認めていたがゆえの愛の厳しさに思えます。

 デザイナー氏は、絵を見てもらうこともできなかったのです。

 要するにこのような苦労は「社会人」を三年から五年もやれば、誰だって一度や二度は経験しているものなのです。
 思わず、僕の口から「社会人三年やってから言えよ」というセリフがでそうになりましたが、こういう人はやってもダメでしょうね。

 創作の厳しさは、プロにも同人にもあり、おそらくプロの本当の厳しさは、自分の美的欲求と商業との兼ね合いです。漫画でいうと、荒木飛呂彦などは、素晴らしいバランス感覚だと思います。ミュージシャンで椎名林檎とか。
 それから、少し低い次元では、やはり「筆一本で食う」「筆一本で家族を支える」というプロを続けられるかどうかのプレッシャーだと思います。

 そこへいくと同人は、自己の創作への要求水準をどこまでも上げられます。時間もかかっていい。確かに厳しくなく、楽しい遊びかも知れない。

 でも、創作物への真剣さは、プロも同人もどっちみち、本人次第でしょ。高みの追求の厳しさは変わらない。

 人間もね。感性、知恵、品格などは、社会的経験がカバーしてくれる面はあっても(僕は相当波瀾万丈の人生ですよw 元が愚物でもある程度は進歩できたかな、と)、本人次第なのかなと。だから「社会人三年やってから~」は引っ込めました。

 幸も不幸も、試練も挫折も、受け止める本人次第でがらりといろどりを変えるものかな、と。

 これからも僕は他人のラベリングで人は見ないつもりです。

 ニート、引きこもり、フリーター。偉そうにしなくていいけど、たかが一種類の会社しか知らない、そんな鶏小屋の中のサラリーマンにとやかく言われることはないね。


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携帯版同人誌コーナー更新など
 どうも調子が上がってきませんね……。注意力散漫で作業の効率が上がらないです。で、気分も下がってくるという感じですね。

■携帯版更新
 3~5月のイベント参加情報を携帯版も更新です。ショタケットも申込み済み。しかれども形になってる新刊は何もないという状況です(笑)
 また、メルマガ版を発行した御堂ダークサイドバージョンの紹介コーナーが携帯版にないことに気づいて、追加しました。こちらから直行です。一応、通販のカートに進むと内容紹介やレーベルなど見られるんですけどね。

■5月はどうなるのか
 2chとか見ないので風評は知りませんが、今回のショタケ13Rの事前運営はかなりひどいです。13Rってことは最低13年にもわたってイベント続けてきたんだろうに、突然精神的退行が始まったのかと思えるほどひどい。
 従来は、あいそもくそもない公式のノリや抽選の不透明さなどはともかく、冬コミにはすでに5月のサークル募集が始まって、イベント二ヶ月前にはサークルは安心して新作の制作に取り組める状況に持っていっていて、参加サークル数が某イベントに追い抜かれた段階でも、一般参加の数や購買意欲は比較にならなかったです。「年一回だけにするならココ」だったんですよね。

 イベント当日の三日前になっても、要項とチケットが届いていないサークルが多数あるそうです。また、以前述べたメールの不通やサイト誤記の問題については、対処はしても対処したことのアナウンスがありません。
 さらには、13Rのサークルリストがアップされた時点で、一般に向けたイベント案内へのリンクが消滅しており、会場変更と午前午後入れ替え制というこれまでとかなり違う点があるにも関わらず、一般はこれでは何もわかりません。サークル向け案内を見れば、そりゃわかりますけど……。

 イベントの成功不成功は、規模や一般の数ではありませんが、自滅的な事前運営で、参加費を払ったサークルにとっても一般にとってもがっかりなイベントにしてしまうようでは、「堅実な運営と当日の盛り上がりの堅さ」にてこれまで積み重ねてきた信用も崩れゆくほかありません。

 ああ、新年早々、ご覧の有様だよ。5月も心配。


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