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おもに少年愛と小説に関する雑記。エッセイとコラム
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子守熊
 占い全般はあまり好きではなく、金を払ってやってもらうことは絶対ないですが、ゲーム感覚なら許容範囲です。まあ統計と、コイントス的運試しですか。
 で、気まぐれに動物占いをやってみたら、「コアラ」だそうです。イメージじゃねえ、と思いましたが、分析についてはかなりチクチクきた他、漢字表記が「子守熊」なのには笑いました。まあ、男児限定でやってもいいです子守熊。

http://d-uranai.shogakukan.co.jp/uranai/kekka/animal04.html
 これは割とライト感覚で受け止められます。当てはまらない項目が一つもなく、「ボーっとする時間が必要」「快楽主義者」については、まあ、強く認めざるを得ません。

http://www.isd.gr.jp/koara.htm
 こっちはけっこう、鬱入ります。でも当たってるんだこれが。出だしから「子守熊は、人間の一生でいえば、人生の大半を経過した老人が病に倒れ、床に臥している時の性格です」てw
 人生が終盤かどうかは別にして、これまで自分のための人生を生きてこなかったかは別にして、確かに「病に倒れて元気だった頃のことを思い出し、空想の世界でロマンを追い求めるのです。いつ回復するかわからない体ではあるが、元気になったらああしよう、こうしようと夢をふくらませ、やりたいことが数限りなく出てくる」というのは、鋭いかも。
 臆病になるとか疑り深くなるとか自分の世界に閉じこもって必要以上に自分を大事にするとか……責めないでくれって感じですが、最後に、「自分でやらなければ気が済まないという気持ちが、バイタリティにつながっていくのです。まだやり足りないと思う気持ちが大切なのです」と煽ってくれています。

 ……ほう、そうか、そうなのかw

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検索ワードをチェックした
 眠いだるい。日中すら薄暗くて、外に出る意欲がただでさえそがれるのですが、今日は小一時間散歩しただけでめまいがしてぶっ倒れるかと。あと、じと雨でも空気の乾燥は進んでるようで汗をかくとからだがかゆい。抗アレルギー剤が必要になってきました。

 ま、グチはこのくらいにして。

 サイト改装後、ちょくちょくアクセス解析をチェックするようになりましたが、検索サイトからの来訪の場合、どのようなワード、フレーズによりうちのサイトなりブログにたどり着いたかも、わかるようになっています。

 もっとも多いのは、実はうちのサイト自体をピンポイントで探すためのもので「NIGHT lounge」だの「とりさん ショタ 少年愛」などといったものです。
 ぼくも最近、そうしてしまうサイト、多いですね。ブックマークが増えすぎて煩雑なため、登録しないで行きたいときググる、という人、けっこう増えてるのでは。それとURLしってても、いちいち打ち込まないでキーワードの方が早いしあいまいさ許されますし。
 余談ですが、2chなどの教えて君に、「自分でググれよ」って切り捨てるカキコ、よくあると思うんですが、これアメリカなんかでも同様のノリ、あるらしいです。Just google it!というんですね。名詞の動詞化は、ネット界では英語圏でもよくやることらしいです。

 閑話休題。
 あとは、上位より、マイナーなもので、なんだこれは、といような面白いものが、けっこうあります。

[Yahoo!JAPAN] 土井洋輝
[BIGLOBE] ショタ 土井 洋輝
[BIGLOBE] 土井洋輝かわいい
 三つ目の単語に区切ってないあたりかなりキてます。まあ僕もかなりかわいいと思っていますけども。

[BIGLOBE] CM 関西電力 子役
[Google] CM 関西電力 犬
[MSN] CM 関電ホームセキュリティ 子役 ……
 これはもうあらゆる組み合わせで相当来ています。あれは一般的にもショタアンテナにかなり反応するネタだったようですね。

[Yahoo!JAPAN] 陰毛 銭湯
[Yahoo!JAPAN] あめ食い
[Yahoo!JAPAN] 新宿 有料トイレ
[Google] 精液
 何を求めていらっしゃったのか特に「陰毛」w

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子どもは変わったか
 たまには至ってまじめな話を。

 夕刻、近所を散歩していて、小学校のそばを通ったとき、 
 「すいませんボール取ってください!」
 と男の子の声が金網の向こうから飛んできたのだ。ゴムの小さなボールを、拾って金網越しに投げてやる。
 「ありがとうございました!」
 とちょこっと頭を下げる阪神帽をかぶった四年生ぐらいの男の子。これだけのやりとりでも、ちょっと幸せな気分にはなる。

 二人でキャッチボールをしていた。彼らはボール一個で暗くなるまで遊ぶことができる。

 テレビや、ビデオゲームなどの害が叫ばれたり、子どもがキレやすくなったとか、外で遊ばなくなったとか、ショタコン的に言えば、かわいげがなくなった、「子どもらしさ」がなくなった、というような言い方を、されることがある。

 しかしいつも、俺は生身の子どもに触れるたびに、そのような見解に反感を覚える。
 戦時中の子は知らないが、俺が少年であった頃からすでに四半世紀が経っている。そことなら、自信を持って比較できるが、本質において子どもは別に変わっていない。魅力も、そのままだ。

 テレビっ子は俺ら子どもの頃に生まれた言葉。
 「テレビばっかり見ていると、今に尻尾が生えてくる♪」である。
 ファミコンの登場が中学生時代。バイオレンスな北斗の拳の流行は高校生時代だ。

 その間、子どもの空間に生じた大きな変化は、こうしたビデオゲーム、漫画文化という側面と、今一方、戸外の遊び空間の減少がある。
 俺が小学校の頃は、空き地や休耕田で、草野球や犬の散歩ができた。それが中高の頃には、ものの見事にマンションや駐車場に全て姿を変えていた。公園も野球禁止だ。河川敷くらいまで、自転車で走らないと野球なんてできない。勢い、子どもは軟球すら握らないのだ。塾通いも増えている。
 遊びが夜型やインドア型にシフトするのも、仕方がない。大人が作った環境のせいである。子どもが選んだのではないのだ。ゲームや過激な表現物そのものにケチをつけたり規制するのは、お門違いだ。

 放課後開放されている学校の校庭や、児童館で、子ども達は失われた環境の穴埋めをしている。軟球は使えないがキャッチボールはできる。
 先述の通り、仲間とボール一個で、暗くなるまで遊べる子は、いまでもいくらでもいる。仮に突然DSがなくなっても、子どもは困らない。一人だけなくなると困るのであって、みんななくなればどうってことはない。必要なのは仲間と場所と時間だ。

 メディアに毒されて、逆行に耐えられないとすれば、それは大人になってしまって、しなやかさを失った者の方ではないだろうか。

 また一方、いかに過去子どもが純粋で美しかった時代があったか知らないが、逸脱行動は常に存在した。まわりのペースに合わない変わった子も、一定数必ずいたのである。

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コロンブスの卵
 ああ、からだがだるい。

 最近お絵かきをしててよく行き詰まっていた点が二、三。

 僕は顔から描き始めます。以前は(顔の輪郭の)丸描いて背骨の線、手足、体型を簡単な図形的な線で描いてから、まっとうな顔を描いていましたが、これはどうも、うまくいかないことが多かったのです。何しろ顔、というか表情は重要です。そこである程度顔をちゃんと描いて、微妙な角度も決めてから、体に入るようにしました。表情をつけてから体と矛盾することがないように、ですね。できあがった顔にからだを合わせてしまう。もっとも複数人間が出る場合は、やはり前者の方法が必要になりますが、それでも輪郭と角度と目鼻の位置をきめてからからだに入ります。
 こんな風にやっていますと、構図が紙一面でなく顔を基準に決まるので、ここは入って欲しいというところがはみ出したり、はみ出しをなくそうとすると全体が小さくなったりします。
 それにいずれにせよ、頭のてっぺんから足の指先まで全身を入れて、しかも複数の人間など描くと、目や口など細かいところが、鉛筆じゃ思ったように描けない。少なくとも僕の器用さでは、ですが。消しゴムで消すなら目を全部消して描き直し……。

 んで、ふと思いついたのが紙を大きくすることです。
 スキャナで取り込むことを前提にA4の紙にこだわって描いていましたが、よく考えればフレーミングをあとで決めればいいわけで、大きな紙に描いて、本来こうしたかった構図の部分を切り取ればいい。またあくまで下書きであるなら、A3までなら、縮小コピーを取ればいいわけです。
 実際の漫画の原稿も、確かプロ用はB4くらいのはず。それをあの雑誌サイズに、単行本サイズに縮小しているわけですよね。
 これならもしかすると、鉛筆の時点でも線の強弱がかなり意識できるかもしれません。

 てなことで、大きめのスケッチブックを買ってきたのでした。

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メッセやチャットのマナー
 最近慣れすぎて、どういうのが本当に正しい(という言い方も変なのですが)のか、イマイチわからなくなっています。

 時々むっとする一方で、僕自身も、精神的に不調だったり、眠いのにメッセを続行して失礼をかましていることが多々ある(はずな)ので、あまりちょくで文句を言うことはないし、できないのですが、
 何人か、これはないだろう、という「習慣」を持っている人がいます。

・落ちるとき、100%あいさつをしない。

 だれか注意してくれないかな、と思うのですが、短時間ログインして、短時間しゃべって、自分の用事が済むといつのまにかオフラインなのです。毎回。「今日はこれで落ちます」「おやすみなさい」くらい、手間でもないでしょうに。それともこれ、僕だけがおかしいと思ってるんでしょうか。

・レスがないと、「どうかしたんですか」と執拗に聞く。

 前後によるんですが、僕の感覚ではメッセはながらが当たり前と思っています。トイレに行ったり、メールを見たり、BBSチェックとかしながら、僕はメッセをしています。会話が盛り上がった時とか、これからデータ送るよ、って云ったのに、次のレスポンスが延々なければ、「あれ?」と思いますが、お互いにながらOKだからこそ、だらだら長話ができるし、それが電話にないよさで、僕がライブチャットやボイスチャットが嫌いな理由でもあります(ちなみに電話が大嫌いです)。
 自分もけっこう返事に間隔空けるわりに、やたらせっつく人は、大変いらいらします。上の挨拶なし落ちみたいに、絶対、と云えないのと、こちらが間隔空けすぎてるケースもある(間が空いたときに他のことに夢中になって発言に気づかないとか)ので、この時は相手に失礼をしてるわけで、余計文句は言いづらいのですが。

 昔は、チャットでは二窓やながらはバッドマナーで、二窓をするならうちのチャットには参加しないでくれ、というルールを提示してるところもありました。
 メッセンジャーにおいては、「ながら」が当たり前という僕の感覚は、どうなんでしょうね。ついでに三窓はめったにないですが二窓はしょっちゅうです。

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成功した芸術家に変態さんが多い理由(笑)
 一時期、ファッションデザイナーがバタバタとエイズで死にました。これはこの人たちが、ゲイであるばかりでなく、パートナーとの大人しいSEXで満足していなかった可能性が高いことを示しています。まあエイズは潜伏期も発症後の進行も極めて緩慢な病気ですから、「若気の至り」の結果の可能性もあるのですが。

 三島由紀夫が厳密にゲイであるかは、難しいところです。僕は彼の場合ナルシズム要素や早熟な頽廃嗜好からの独特な性嗜好で、「男しか愛せない」「男に愛されたい」というのと、少々ズレるかと分析しています。

 画家には、常人にはとうてい想定し得ない異様な配色の作品を、いくつも残している人がいますし、ゴッホの絵からむらむらとわき上がる情念は、淡泊な人を「ひかせる」に十分なものをもっています。

 芸術家、後世であれ高く評価された芸術家には、変態さんや狂人が、他の世界の比ではないほど多いということは、言ってしまっていいのではないかと思います。

 多様な側面があることを認識しつつ、僕はこれらの説明を、とりあえずナルシズムと代償作用に求めたいと思います。

 自分が他人と異なるという違和感。なぜ自分は、普通に女の子が好きにならないのか、血を見ると興奮するのか、いつも性的な妄想ばかり浮かべているのか、鏡の中の自分に恋をするのか……。
 違和感は、孤独感は、つらい。こういう場合、自己嫌悪に陥り、死にたいと思い、また一方自分を変えて、平凡な、普通の人になりたい、多くの周囲の人と共感しあって、仲間になりたい、というありきたりの心理に流れることが、よくあるパターンです。実際多くの人は妥協点を見つけ、大人になるに従って、じりじりと「丸く」なっていくものです。
 しかしこれ、やっぱり何の苦しみもなくノーマルである人よりつらいし、何か自分が本当にノーマルである人より劣等で不完全である感じは、払拭できないでしょう。

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わずらわしい話
 リニューアルは試行錯誤しながら進行中です。壁紙は順次変更でいいとして、残されただらだら長いページは同人誌のところ。どうやって、構造を俯瞰しやすくするか……。

 それからいい機会なので、単なるスパムよけパスについて、一度削除しました。オートスパムに狙われなければそれでよし。たぶんお絵かきBBSは大丈夫だと思います。使用頻度の低いBBSは再度標的になる可能性がありますが、その場合BBSのCGIそのものの変更も考えています。まだ探していませんが、書き込み時に画像認証をするようなBBSなら、自動では書き込みできないと思います。ただ携帯側はどうかな……。

 Secret Galleryは、場所は一応秘密で、パスもかけていますが、極めて簡単に場所もパスも見つかるはずです。その程度の手間はかけてもいい、という方に見ていただきたいです。
 2ちゃんねるアーカイブで僕のヘタクソなイラスト見るために裏探してもしょうがないみたいなこと書かれていましたが、もちろん現状ではメインはいただきものですよ。表ギャラリーに「裏へ移設」と書かれているもののうち、過度な猟奇残酷にあたらない(主観)ものを、Secret Galleryに順次移転しています。
 それから、「裏に移設」って書いておいてパスや場所は聞くなってのはどうよ、っていう書き込みありましたが、はっきり言って出し惜しみをするために作った裏ではなく、チクリによってプロバにコンテンツの問題を指摘され、追い出されたから、コンテンツを区分けしたのがきっかけなのです。しかたなく移設したわけです。
 現状裏には三次元(写真)コンテンツがあり、少年愛系三次元・画像サイトが執拗に荒らされて次々に消滅したかつての状況を考えれば、メンバーを限定・把握しようとするのは当然だと考えています。荒らされて消えるはめになったら元も子もないんで。

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雑話数題
 時々、海外から裏パス申請のメールが来るんですが(うちは外人入店禁止ではないです)、プロバのメール使ってくれという英語が通じないことがたまにあります。最近アレですかね、僕もメインはgmailなんですけど、プロバのメールなんてないままに、公衆無線LANとかを軸にネットしてる人、増えてるんでしょうか。
 多少なりとも正体明らかにしろって意味をこめて、プロバメールで登録申請してもらうようにしてるんですが、そろそろ考え時でしょうかねえ。日本ではメインで使用していなくても、家でネットする場合必ずISPからアドレスもらえるはずなんですがね。

 二つめ。
 先日キーボードが一台、おシャカになりました。一番高いやつだったのに。飲み物の飛沫が飛んで、ひやっとしたその時は大丈夫だったものの、三日後くらいに逝ってしまいました。無線なのでこれがまた、故障かどうか確認するのが手間でした。
 今使ってるのはショップブランドのマシンのセットに「無料」でついてきたもので、マウスとセットで1500円くらいのものでしょう。機能にそんなに不満はないんですが、微妙に前のキーボードとピッチが違うようで、タイプミス連発で参ります。
 これだけ文章打ってるんだからいいキーボード買っても無駄な贅沢でないとは思うのですが、マウスと違って無線のキーボードはどうも、時々繋がらないときのストレスがイヤだし、余計な機能も邪魔。純粋に肩がこらない設計で、タイプが心地よく、堅牢性が高く、できれば多少の防水性能が欲しい、てなところです。こういうのって広告見てもわかりません。かつ店頭で試用できるところもなかなか……。とりあえず安物で間に合ってるので、コレ、というものに偶然出会うのを待つとするか。 

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絵の巧拙
 またそんな話題です。
 うまくなると失われるもの、っていうことでは、技巧的に大変素晴らしいものを持っている人は、何でもできる、ということが罠になる、という場合があります。
 商業的なプロにとっては、まず売れることが肝要です。「え? そういうの売れるの? じゃあやってみるかな」で、見事なまでに売れ線のデザインを仕上げる人は、得意先にとっても大変重宝で、こういう人は必ず生き残れます。しかし一方で、これがこの人の絵柄だ、この人の画期的な仕事はこれだ、みたいなものは何一つ残せず、周囲の思惑と違って本人はけっこう自己嫌悪だったり、というのは実際にあることです。一種の器用貧乏ですね。しかし商業においては、この人は明らかに成功者です。
 でも同人においてはどうでしょうか。器用すぎることや、中途半端にお金を手にできたことが罠になり、あら昔の方がよかったねあの人、と囁かれながら、本人もどこかで、満ち足りなさを覚えていたり……。同人を始める動機が、もしより売れること、有名になることあたりにあるのであれば、矛盾はしませんが、己の萌えの追求がスタートだったのに、となると、膨大なエネルギーを費やして、何をしてたのかしら、となりそうです。結果的に食えるほどの金になれば、それでも結果オーライでしょうし、女のエロの方では、けっこういらっしゃるようですが……。まあ、全く相手にされないよりはいいんでしょうけどね。でもこういうサイトやっていますと、驚くほど細かい、そんな嗜好があるのかと思える世界に、少ないとはいえ人が集まって、楽しくやっているのを散見しますし、そういうのええなと思いますけどね。

 話が少し変わりますが、プロでも、商業デザインよりももっと間口の狭い「画家」、芸術家の世界では、現在非常に有名であっても、リアルタイムではほとんど評価されなかった人が、むしろ多数派です。
 声望と才能を兼ね備えた幸福な画家と言えば、やはりピカソですね。相当な年月富と声望をほしいままにし、また生み出した作品も素晴らしく、技巧的にも優れた、まさに天才でした。じじいになってから十八歳の嫁さんもらったとか、全く幸せな男です。
 一方ゴッホは、当世とくに日本人の評価が極めて高い画家で、僕も大好きですが、生涯で売れた絵はたったの一枚。生活に窮して八百屋に俺の絵と品物を交換しろともちかけたのに、すげなく断られたというみじめな逸話も残っています。精神的にもだいぶやばかったらしく、痴話げんかめいた争いの末、酒場にいたゴーギャンに自分の耳を切り取って叩きつけたとか。

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有害情報に関する特別世論調査
とりきさんのブログ

 ……すいませんたびたび引用して(謝)
 僕は似たようなテーマを最近論じていたので、あえて触れなかったですが、ここでは視点を変えて触れます。というのも、是が非でもここでみなさんに知ってもらいたい事実が一つあるからです。

 僕は実は、この調査の結果自体が疑問だったのです。よいことかは別にして、これだけ同人、二次元、オタクの世界が認知されサブカルといいながら大きな流行の主潮となり、コミケで扱われている書物の相当なパーセンテージが、エロである日本の現代社会において、九割が「児童」モノとはいえ二次元、創作の規制に賛成? あり得ない。どんな調査をやったのか、です。

 そこで調べてみました。
 ttp://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/tindex-h19.html

 PDFファイルをご覧下さい。調査対象全国20歳以上の3000人、有効回答数1767人、調査方法、調査員による個別面接聴取。

 調査員による個別面接聴取……もう笑えてきませんか? 今の僕なら、もちろん規制にNOと答えます。がしかし、妻子ある男性、教員や保育士、もしくはある程度の社会的地位のある職業の人、などなどが、この調査に関し、規制反対の意見表明をするとは、とうてい考えられません。
 有効回答数が六割であったことを考えれば、しがらみのない人で、苦し紛れに「どちらともいえない」と答えた人も、四割の中に相当いたことでしょう。
 当初、僕は調査対象のサンプリングに恣意的操作があったのではないかと疑いましたが、ここまでのいかさまをやっていたとは。報道でそこを完全に欠落させたことも、恣意的操作でしょう。←附記:ニュースによっては「個別面接」とちゃんと書いているものもありました。さらに有害情報を「有害情報」とくくるなど、読者に何かを伝えようとしているものも。

 この調査は「有害情報に関する特別世論調査」であって、「児童の性的搾取に関する世論調査」の一環です。
 今後の特定の政治的な施策のための、根拠にするための、ためにする調査であって、つまり、結論は一つでなくてはならないのです。

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